写真の(ア)
≪体操≫とあります。
この領域は主役はAではなくBです。
本当の主役はいないのです。(主役、合気道で言うと"受け")
自分が主になって何かを作っていきます。
ラジオ体操なら健康を自分の身体へつくります。
スポーツ(野球)なら基本的なルールを覚えたり、
キャッチボールのしかたなどを覚えたりする場合です。
合気道では主役は自分です。
ひとりで技を作っていく
この段階が≪体操≫です。
写真の(イ)
≪護身≫とあります。
この領域は主役はAです。
Bは主役ではない。
そして自分がBです。
合気道でいうところ、Aは"受け" Bは"投げ"です。
護身領域ですから、Aは人とは限りません。
Aは、国、自然、天災(地震)、社会(社会的攻撃)、精神(嫌がらせ、いじめ)もはいります。
しかし一般的には、Aは人と思ってまちがいありません。
この護身領域は、体操領域と違って
AからBへ向けて→矢印がでています。
この矢印は、Aからのアクション(=作用)を表しています。
合気道で言えば、Aが片手を取りに来る、Aが突きを出すというようなことです。