弊社本日まで年始休暇でしたが、
正月三が日後は、会社に来とりました。。。
昨年、震災前に売却活動しておりました、
山元町の土地オーナー様よりご連絡あり、
「土地の売却活動を再開して欲しい」とのお電話
でした。
震災後現地確認に行った時には、瓦礫と、
他から流れてきた2階建ての家が敷地にありまして。
その時「ここは再建築できないエリアになるだろう」と、
自己判断してしまう状況でした。

(写真2階建て建物の手前が管理していた土地)
ここの土地オーナー様は、関東に居住されており、
ここの土地を活用する計画は全くなく、震災前に
弊社にご依頼いただき、販売活動しておりました。
震災により「行政での買取又は代替地」等のお話が
来ると予想しておりましたが、このエリアはそのような
措置もなく、「利用しないのであれば個人での売却で。」
とのことでした。
オーナー様がこのまま所有を続けても、後の相続等で
厄介な資産となりうると判断しており、震災前より一層
手放したいと言うお気持ちになるのも、同感します。
しかしこの土地に関わらず、このエリアに戻る人口は、
どの位居るのか?
町が「災害危険区域」として、一種から三種区域まで指定
しましたが、実際と、線引き区域の被害状況が納得できる
ものか疑問を感じますが。。
ここの土地沿いに常磐線が通っておりましたが、安全性の
見直しで、内陸側に線路を移すことになってます。
でも他は自己判断に任され。。。
民間で売却となれば、やはり不動産会社がお手伝いしなくては
なりません。
このエリアが、震災前以上に人口が増え、活気に満ちた環境に
なる裏付け、安全性があれば宜しいのですが。。。
現状のままでは、販売する側としても複雑な心境です。。
このまま空地が増え、過疎化が進まないような、
先を見据えた町づくりをお願いしたいですね
(財政問題等、一概に言えない問題も多いと思いますが)
(宮城の湘南)と、呼ぶ方もいるような土地で、
いちごやりんごの名産地でもありますので、
本当に(宮城の湘南)に、いっそしてみてはどうでしょう
安全性を追求して、若い方が移住してくるような町に
できそうな気がするのは、私だけでしょうか?
知識と経験という壁が、成長を妨げる!
自由な発想と行動力が必要!!
と、ある大手会社代表の言葉を聞いて
「ハッ!」と、させられました
小生、今年は少し成長できるかな??
先を見据えた復興を願い、可能な限り
参加していきたいと思います