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読書の森

地球は生きている(?)日本に地震が多い訳

昨夜の北海道地震、被害が少なかったのは何よりですが、最近の日本、いや世界各地の地震の多さは異常に感じます。

もともと地球そのものが最初は火の玉だったのが、長い長い年月を経て緑豊かな高度な文明を持った生き物が住む星となったのです。今も地球の内部は熱く6000度あると言われてます。
日本は火山の国で噴火を繰り返してますが、地中深くのマグマが爆発すると捉えられるのでしょうか?このマグマが消滅すれば地球という星は冷えた金属の塊に過ぎないのでしょうか?

後半の記述は私の生半可な知識から考えた事ですが、地球の歴史を探っていくとかなり怖いものはあります。


そんな飛躍し過ぎた事を考える前に、今日本に起きてる地震の頻発をどう考えるか、どうこの地震に備えるか、を考えました。

東日本大震災の後、私は図書館で日本の地震の歴史に関する本を何冊か読みました。そこで分かったのはとっても怖い事実であります。
地球の内部は常に動いて地下のプレート(見出し図)がせめぎ合ってる状態です。何とか均衡を保つ時期が約50年、同じ状態ではいられない訳だから一定の限度に達すると反動で跳ね上がって地震を引き起こすのです。そのエネルギーの活発な時期が約50年です。

1891年濃尾地震、1923年関東大震災、、1944年東南海地震、1946年南海地震、1948年福井地震。この後大地震は鎮静化してます。
そして1995年の阪神淡路大震災、2011年東日本大震災、、。
歴史に残る地震は約50年おきにくると言うのが地震研究家の共通のした見方です。

つまり地球内部のプレートの活発な時です。ただし、地震発生のもう一つの原因が活断層の大きな動きで、濃尾地震、阪神淡路大震災など直下型地震です。

ウンチクを傾けてる時では全くないです。大変な事態であります。今現在は地下の動きが活発な時期の真っ最中と言う事がです。皮肉な事に大震災は世情が不安定な時期に起こりやすいようです。

ご存知の方が多いですが、日本は火山列島で、世界一地下のプレートが多い所です。昭和の高度成長期やバブル期が実に恵まれたと言えるのは、大震災が全然起きない時期だったからだとも言えます。言わば地下のプレートが均衡を保ってた時期です。

平和な日本を、突如襲ったかに見える大地震、大変な感染症や戦争は、実は長い歴史の中で繰り返し起きてた事なのです。

今までの日本は、酷い自然災害に見舞われ、過酷な戦いがあっても、自然の回復力が早くて又穏やかな自然や平和が蘇ったのです。
しかし、文明が非常に高度化してその分自然が荒らされてしまった現在、自然の回復力をただ待つと言う訳にいかないようです。

脅威的な爆発力を持つ核兵器、大気汚染や開発によって起きた自然の衰退、異常気象、人口分布の歪な構造(先進国の少子高齢化及び異常に多い難民、特定の地域の人口爆発)。

書いてる内に嫌になってしまいましたが、まともに現状を考えるとディスペレートな気分になる人が多いと思います。
考えられない事件も多発してます。

それでもやっぱり死ぬ迄生きる諚であります。
どうせ生きるなら平和な世の中について冷静に模索しながら生きたいものです(私は全然向いてないですが)。

せめて、「有難き地球様、どうか穏やかに平らかに毎日お過ごし下さるようお願い申し上げます」と祈るだけでございます。





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