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読書の森

上流と下流の開き




以前2006年上梓された『下流社会』なる新書を紹介した事があります。マーケティングの専門家が日本の若者の傾向について論じた本です。

無気力、無思想、未婚、の若者が非常に増加してきた社会を統計に基づいて説明した本なのです。主に団塊ジュニア達です。
ここで重要なのは、その当時すでに、「資質の上下でなく」、学歴優秀、健康的、及び経済的優位にある若者と、そうでない若者とに二極化する日本社会です。
今や日本社会の中核を占める大事な大事な世代です。
いたとしたら自分の子供世代の話。

東日本大震災、コロナ禍、ウクライナ戦争没発を経て、中流がほとんど消え、上下の差が極端に開いてきた気がします。
どちらも現状に不満を持ってる。
私は「自分達も上の世代のように恵まれるべきなのに不公平だ」と言う事と感じます。
直接の関係ある経済を動かす国際社会以上に、社会を牛耳る日本の大人(老人?)世代に不満を持っているように思えるのです(思い込みだったらごめんなさい)。

ここで、もし日本が戦争に巻き込まれたら(言い方が不穏ですが)どうなるのか?
ちょっと不安です。



「そんなの分からないから、今がよきゃそれでいいのよ」と、思う日本人が現役の人の大半だったら、とても怖い事態になるのでは?

バカと言われようと頭変だと言われようと、
この心配をそのままネットに出す事を決心しました。


今の日本の社会構造は非常に差別化した社会だと思うのです。
だからこそ今法律化するのではないか?戦後間もない時代はそれどころない為、逆に差別化が少なかったのではないか?

周りが意地悪だと訴える以上に、自意識過剰過ぎる、他人に無関心過ぎる、この社会全体を見直していただきたい!
と言うのがドンキホーテみたいな婆の切ない願いであります。




読んでいただき心から感謝いたします。

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