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読書の森

叱られて

本題に入る前にみっともないですが言い訳。昨日夫婦や男女の事に一家言あるような話を致しましたが、私自身はこの手のリアルな男女のキビに触れた事皆無です。

大家族の中のたった一人の子で、大勢の親戚や両親に束縛されきってまして、それぞれの男女関係をもろに感じてました。
祖母や母、子供に恵まれないおば達は、それぞれ男女や夫婦の関係について赤裸々に語ってくれ過ぎてしまった。
この事で、私長い長い間悩んでおりまして、現実の男女関係に悩むどころじゃ無かった(^◇^)
自分の失恋なんて目じゃないほど、戦禍を挟んだ彼女達の話は凄かったのです。

それで同年代の友達が「ビッコビッコ」といじめていても、複雑な家族の中にいるよりよっぽど楽でした。
相手の子が悪いと思えばそれで済むし、その時代には必ず庇ってくれる子がいたからです。私もいじめっ子に食ってかかれましたしね。見当違いのいじめですから。
青春期、男女の話が絡むと非常に面倒くさい事になってきます。私は必ず「負ける」自信ありましたので、直ぐ諦めてしまう。諦めが早過ぎるみたいです。

有名な童謡、『叱られて』の作詞者の清水かつらは継母と異母兄妹に囲まれて育ったそうです。
明治末期彼が4歳の時、実の母は婚家から離縁されてしまいました。
下の子を赤子の内に亡くしてから、悶々として心を病んでしまったと言う事です。

おそらく清水かつらは母譲りの繊細で感じ易い心を持っていたのでしょうね。
いかにも初々しい詩を作る人でそれが人の心を打ったのでしょう。

「叱られて 叱られて
あの子は町までお使いに
この子は坊やを寝んねしな
夕べ寂しい村はずれ、、、」

『叱られて』の歌詞は『靴がなる』や『緑のそよ風』と一緒に石碑に掘られて、埼玉県和光市駅前にあります。
友人が以前住んでた和光市を訪れた時、この石碑を見てホッコリしたのを覚えてます。
清水かつらが後半生を穏やかに過ごした緑深い里も見違える程都会化して少々ガッカリしました。

ただし、駅前に立ってた若いおまわりさんにこの石碑の話をしたら、嬉しくなるほど子どもっぽい素朴な笑顔を返してくれました。
和光市は良い町だな、とその時感じてましたね。


上の写真はエシャレットです。エシャロットと形が似てますが、これはラッキョウの仲間で生食出来ます。
宅配便で茨城の農家さんが作ったのが入ってました。初めて食べる野菜です。

採れたてで、とっても新鮮で、そのまま食べられます。
マヨネーズつけて食べるとカリカリして美味しいです。
血圧降下、便秘解消など健康効果も高い野菜とか。
良かったらお試しあれ❣️


読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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