道に佇み、開いたばかりの桜の清らかに美しい花びらが可憐に揺れて、、なんてうっとりしてると、強風がビューと吹きつけて、桜の花びらどころか、この婆さんまで吹き飛ばされて道に叩きつけられそうです。
これは暴力的自然現象!と思う。
以上の写真は昨日の初々しい桜、この風雨でどうなってるかは知りません。
以上の写真は昨日の初々しい桜、この風雨でどうなってるかは知りません。
今、思い浮かべるのが、武陵の詩。
「花ひらけば 風雨多し
人生 別離たる」です。
この詩にに独特の解釈をしたのが
『黒い雨』(広島原爆投下後の悲惨な有り様を描いた名作)の著者、井伏鱒二。
「ハナニ アラシノ タトエモアルサ
サヨナラダケガ ジンセイダ」
これは故あって去っていく友人と酒を酌み交わしながら作った歌、と思えば分かりやすいです。
人生「一期一会」、誰でもがいつかは死ぬ運命を持っています。
「もはや再び会えない別れだとしても、満開の花と美味しい酒を楽しんで、生きていこうじゃないの」と私なりに解釈します。
いつか別れが来る世で有れば、友達はお互い大切にしたいです。