お昼ごろ、曇天に光が射してきました。
皇居正殿中央松の間の開け放たれて、美しい中庭が見えます。
その中で即位の礼に臨まれる天皇陛下です。
この夏、古書展で買ったアサヒグラフ、平成即位の礼特集でした。
その時は平成2年11月12日、昭和天皇の喪が明けてからです。
今日の天皇陛下の表情は穏やかで、平成天皇のお顔とそっくりに見えました。
これが天皇陛下の平成即位の礼における写真です。
高御座の紫の帳は、最初閉じてます。
合図と共に、侍従と女官が帳を開きます。
品位ある落ち着いた天皇のお顔です。
とても平易なお言葉ではっきりと即位の宣言をされました。
「国民に寄り添って国民と共に」とおっしゃたように聞きました。
そして「世界の平和を望む」と終戦記念日におっしゃった言葉を力強く繰り返されました。
昭和天皇より受け継がれた平和への思いは強いのでしょう。
苦難を乗り越えられた深いお気持ちと威厳を感じたのです。
これは平成天皇の祝賀パレードです。
令和のパレードは来る11月10日です。
スカッと晴れて欲しいですね。