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栄養がついて元気になって、しかも太らない、そんな食事法ってないかしら?
と、甘い気持ちから借りた本でした。
本日電車の中で読むのに、丁度良い薄さと見くびったのですが。
中身はお医者さんが書いた化学の本だったのです。
「誰もがスマートになれて体に良い食事はこれです」などという手軽な話は載ってません。
この中で一番納得したのが、三大栄養素、炭水化物、たんぱく質、脂質のお話です。
脂肪や糖分を取ると太るからと、肉や魚と野菜だけ食べる人がいますが、これはエネルギーの源を自ら断っているようなものです。
炭水化物ゼロの食事にはまると痩せるかもしれませんが、体調が悪くなり仕事ができなくなる惧れがあるのです。
カロリーゼロと書かれた食品ばかり取ってると危ないという事ですね。
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それでは、痩せるためにはどうしたらいいの?と私は読み進むのですが、絶対的な答えは載っていません。
食べなくても太るということはないらしい。
食欲は脳の食欲中枢でコントロールしてます。
つまり、自分で抑える事ができる訳ですね。
適当にバランス良く三大栄養素をとっていくのが一番です。
痩せても元気が無くなったり、しわが出来たら嫌なので、これからも適当にする他ないようです。
さて、三大栄養素の代謝に必要なのがビタミンです。
そして、ビタミン剤や各種サプリメントが出回ってます。。
著者は普通に食事をしていれば、人の体に十分必要なビタミンが摂れるといいます。
その通りですが、最近今までのようにキチンと食事作り出来ない人が多くなりました。
加齢によるもの、多忙によるもの、原因は色々ですが、その場合サプリの活用も有りではないかと思います。
要は、きちんと偏らない食事をしていれば、健康を保つのが容易であるという事です。
何をどう食べればいいかは、栄養士の書いた料理本を読んだ方が役に立ちます。
😊 本日、とても可愛らしく感じの良い外人カップルがすぐ近くにいました。
動作や表情が率直で自然で、見とれていたら、老人二人に席を譲っています。
おもわず、
You are pretty couple! と使い慣れぬ英語で喋ってしまいました。
20代でしょうか、バラ色のほほの女の子はにっこり。
男の子は「まだ彼女なんだ」とかいう意味のことをはにかんで答えてました。
それで、coupleという言葉の意味を帰宅して英和辞典で引いてみたのです。
夫婦または婚約者同士という事らしいんですね。
あの真面目そうな恋人同士、今頃どうしてるのかな。