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読書の森

花の街 再び

ご無沙汰してしまいました。

その間に日本全国桜満開の便りで満ちて、ウチの方ではもはやハラハラ散っております。
桜吹雪は儚くも美しい、仄かな色気を感じるものがあります。
桜が散る時、花の終わりというよりこれから百花繚乱の季節が続きそうな予感をかっての私は持ってました。

そしてBABAの今、街の公園でひっそり昔の思い出に耽りました。
桜はとても妖しい花で一瞬青春の幻を見せてくれます。




「見渡せば柳桜をこき混ぜて都ぞ春の錦なりけり」
古今和歌集の歌です。
柳がとても柔らかい若緑で美しかったです。







春になると本当に嬉しそうに花が咲いてくれます。昭和もずっと前、花粉症という言葉も聞かない頃、日本の春は本当に長閑で大好きでした。

小さな公園を大きな猫がゆっくりゆっくり歩いてました。
これに気づいたカワユイ女の子がチョコチョコ猫を追いかけて行く、お母さんはニコニコ見守る、いつの時代も変わらない光景があります。
女の子は残念ながら写してませんが。


高校の卒業式に有志がブラバンを組んで團伊玖磨作曲の『花の街』を演奏してくれました。卒業生皆、この曲と一体化した感じがあって、凄く感動したのです。
「七色の谷を越えて 流れてゆく
   風のリボン 
 輪になって 輪になって
 かけて行ったよ
 春よ春よと
 かけて行ったよ」
この先もずっと花の街を探して生きていけたら幸せだと思います、、。


読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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