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読書の森

フランクリンルーズベルト

フランクリンルーズベルトは第二次世界大戦中、アメリカ大統領を務めた人です。4期16年合衆国大統領だったのは空前絶後です。
しかも大恐慌に喘いでいだ末戦争に突入した世界を収め戦勝国として、平和の礎を築いたのですから非常に有能で冷徹な政治家だと思ってました。

ただし、かっての日本人にとって不倶戴天の大悪人とされていた人です。
何故なら太平洋戦争においては敵国の大将でしたからね。

私がルーズベルトさんに非常に興味を持った理由は、実は彼が中途障害(ポリオによる両脚麻痺)を持っていたからです。
さらに驚くべき事に彼がこの病気を発症した後、車椅子のまま大統領選を戦い、かつ難しい立場の職務をこなして4選を果たしたという事実なのです。

さらに言うなら、この方は写真で見ると、威風堂々とした体躯でかつ素晴らしいイケメン、いかにも頭良さそう、ステキ❣️だったからです。
生憎ネットから掲載出来ないのが残念でございます。(肖像権の侵害にあたります)



本日のblogは、実はルーズベルトが私好みの素敵な外見だったからです(!)婆さんにとってはです♪

資料はこの本からとりましたが、見出しのマンガの日本人がやっつけてる相手がルーズベルトなのです。
大分イメージが異なりますが、その時日本人はおろかアメリカにおいてもごく一部の人しか彼が障害を持っていた事実を知りませんでした。彼は非常に巧みに自分の車椅子姿を一般人に見せずに大統領選を勝ち抜、難しい職務をこなしたのです。
もともと軍人だった彼の上半身だけ見れば、健康そのものの写真が残されています。
情報が容易に閉ざされる時代だったからでしょうね。

しかし、彼は自国の最終的な勝利を知らないままに急死したのです。
激務だったのでしょうね。

そしてこの時日本人の中で彼が障害を持っていた事を知っていた人は皆無だったでしょう。
1945年4月12日ルーズベルトは他界(暗殺の噂も立ってません)トルーマンが新大統領となりました。

したがって8月の原爆投下の命令はトルーマンが下しています。

敗戦後の日本の首相になった吉田茂さんは、私欲の無い素晴らしい方だと私は思ってます。ところが彼は時の近衛首相に和平工作の提言をした、と言うだけで捕まってます。
そんな時代でしたから日本は壊滅寸前まで戦ってしまったのでしょうか?

ただ吉田茂さんも総理大臣当時は新聞に悪口の載っていない年はありませんでした。
終戦直後の日本国民は貧乏で非常に苛立ってました。その気持ちが代弁されたのでしょう。
天皇(昭和)陛下に対してプラカードで「朕はたらふく食ってるぞ」と米寄越せデモを起こす程でしたから。
実際には天皇陛下ご自身は非常に倹約家だったそうで、戦前からのボロボロのスリッパを使われ食事も切り詰めてらしたそうです。

ルーズベルト大統領が実は障害者だったという事実は、障害者にとって勇気を与えるものだと思います。
私は別に親米派では無いのですが、障害に対する拘りのなさは欧米の方が遥かに優れていると思いますね。別に特別の事では無いのですから。

又マスコミは自由主義で有れば、古今東西通じて施政者に批判するものです。それが健全なものだと思います。
その方向を云々するのは邪道と思います。

ただ滅多矢鱈とよく考えずに情報だけを信じるのは考えものです。自己責任で譲歩を取捨選択したいものです。

ルーズベルトさんが中途障害を持ちながら大統領の任務をこなした事は隠れた事実です。マスコミは報道してません。ひょっとして今も情報に乗らない隠れた事実によって今の歴史が刻まれているのかも知れませんよ。


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