「文学修行」中のBABAの筈でしたが、昨今のニュースを観て話したくてたまらなくなりました。
「戦争と平和」なんて大それたテーマ、blogを書き始めた当時考えてもおりませんでした。何故なら元々昔の仲間(職場や学校)に見てもらおうと始めたものだったからです。
しかし、プララのblog(2012年)から当blogに移り(2014年)、今日に至るまで、まさに激動の時代に身を置いて、「戦争か平和か」の真っ只中に自分が身を置いている事に気づいたのです。
そしてBABA自身の晩年(つまり今ですわね)も激動の時代に入ってしまいました。漠然と守ってくれてると思い込んでた身の回りや社会全体が実は歴史の流れで大きく変化する事を身をもって感じました。
殆どの人が平和を願っているにもかかわらず、何時何処においても世に戦争が絶えないのは一部の戦争好きに人々が動かされてる訳じゃないと思います。
勢力争い、政治や宗教、経済の違い、そして今や言わば生き残りの為に、世界が危険過ぎる争いになるか避けられるかの境目に立っていると感じます。
今日の写真はこの冬訪れた神戸港近くの写真です。
ウチの爺ちゃんは神戸が大好きでした。爺ちゃんの祖先が仕えた戸田の殿様(大垣藩主)が兵庫県出身だったからだけでなく、貿易の仕事に憧れてたのじゃないかと思います。
それも色んな国と交流して、色んな文化を吸収したいと言う単純素朴な動機です。二人の娘を貿易商に嫁がせ、台湾や当時の朝鮮に知己を持ったのもきっとその為でしょう。自身はこの夢を果たせませんでしたが、孫達の中に商社員や海外勤務した人が多いです。
多分、爺ちゃんにとって人種の違いとかあまり気にならなかったのでしょう。朝鮮人も中国人もロシア人も(国が近い)勿論アメリカ人(神戸と縁が深い)も大雑把に捉えて、「人間に変わりはないんだし」とか思ってたのかも知れませんね。
単純な意味の平和主義者の祖父を持った為か私も笑える程単純な平和主義者でした。しかし、単純さが通用しない世の中に身を置いて、YouTube で中国や韓国の歌を好んで聴いていただけで睨まれてた、のを身をもって知ってしまったのです。誤解されてしまってたのですね。今はネットの世界がリアルな世界でそのまま通用する時代だからです。
「右でも左」でもいいじゃない、なんて能天気に言ってられない時代であります。
ただ、世界が大きく二分化されようとしてる状態は非常に危険だと私は思います。
何故なら、世界各国で核兵器が使用可能な現在、一度二大勢力が敵と味方で戦ったら人間世界の終わりになってしまうからです。
ごくごく単純な発想ですが、起こり得る事です。
そこで口にガムテープを貼っておきたかったのですが、、。
もう遅いかしらね。
テーマの大きい割に見かけ倒れの内容でごめんなさい。
ただ、どうか人と人の殺しあいが起きないように祈るばかりです。
今BABAは平和に(?)お料理に勤しんでます。
茹で豚とトマト、小松菜にドレッシング(胡麻油、砂糖、酢、醤油、ニンニクすりおろし)をかけたもの。夏場はさっぱりします。
追記:見出し写真は終戦後間もなく、母の友人が撮った広島原爆ドームの写真であります。
以前upしたものですが、再度載せました。
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