日曜日の朝は、トロッコ列車奥出雲おろち号の出雲市駅発車のため、この季節は空が明るくなる前の時間に木次駅を回送運転として出発し、宍道駅から山陰本線を定期列車が行き来する合間に、出雲市駅へ向かって進みます。
明るくなる時間がだんだん遅くなり、10℃を切る外気温は案外心地良く感じる。
水を伝って感じる草花の甘い匂いと冷気が絡まって眠い身体を覚ましてくれた。
この季節は紅葉も見頃だけど、柿や柘榴の実を目にする。
沿線にもあるのだと気づくこともある。
みかんとは違う小さな赤みの橙色の果実の向うから、重低音を唸らしてゆっくりと青い列車が目的地へ進みます。
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