先日、ひさしぶりにレンタルショップに訪れて、店内を回って見ました。
先月、境港へ訪れたのを思い出し、早速、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』を探しました。
見て驚いたことですが、1フェイスをそのDVDで彩られていました。
『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』に圧倒されないくらいでした。
改めて支持された作品であることに感動しました。
21世紀に入ってもリメイクされていますが、私が子どものときに見ていた『ゲゲゲの鬼太郎』もリメイクされていたことを知りました。
また、私が子どものときに見ていた『ゲゲゲの鬼太郎』のオープニングテーマは、吉幾三さんの歌を当たり前に聴いていましたが、それ以前は違う方が歌っておられたこと、それに第1作目はモノクロアニメだったのですね。それに妖怪と関係ないキャラクターですが『ユメ子ちゃん』は途中から追加されたキャラクターのようですね。
何を借りようかと迷った挙句、子どものときに見ていた80年代の『ゲゲゲの鬼太郎』を何本か借りて、今日ようやくすべて見ました。
成人になってから初めて見ましたから、懐かしいと合わせて、内容から現代社会にも通じる深い話が多々合ったと思います。要は人間の生き方・在り方です。妖怪をモチーフにした作品に、偉いことを申し上げますけど。
私はこのアニメの中で好きなキャラクターは昔も今も『一反木綿』です。
数ある妖怪の中で空が飛べる妖怪で、布一枚であるがチーム鬼太郎の縁の下の力持ちで、だけど主人公の鬼太郎の邪魔にならない控えめなところにとても魅力を感じるキャラクターだと思います。
それとは対照的に『ねずみ男』という妖怪がいます。
DVDで見て思ったことに、 結構出演回数の多いキャラですね。
子どものときに見ていたときには、あまり好きでないキャラクターでした。
どっち着かずなでいい加減で、不潔な面として好感を持てませんでした。
だから、『ねずみ男列車』が誕生したときは「何故?」という疑問を抱きました。
その列車は臭い香りを漂わせるのではないかって、勝手に偏見を持つ程でした。
だけどJR米子駅の境線ホームにおいては、別称『ねずみ男駅』であるほど、かなり有名なキャラクターです。
『アンパンマン』で言えば『ばいきんまん』、『ルパン三世』で言えば『銭形警部』に等しく、話を構成する上でなくてはいけないキャラクターなのかなって思いました。
主人公を輝かせるためには、なくてはならないキャラクター、いわゆる主人公引立て役はいろんな作品に必ず現れて、その作品がロングヒットへつながる訳ですが、『ゲゲゲの鬼太郎』においては、『ねずみ男』がまさにその位置に立っているのでしょう。
『ねずみ男』は不潔で悪臭を漂うキャラクターでいつも最後は破滅して鬼太郎たちに説教・折檻を受けるそんなキャラクターだが、自分にとって好都合とする相手への接近力や交渉力はかなり魅力を感じるキャラかもしれません。
そして、話の最後には必ず鬼太郎の近くにいる。鬼太郎もあまり嫌な顔をしない。それが邪魔にならない存在なのでしょう。
好い魅力を感じないキャラクターなのに、集団の邪魔にならない、そして最後には集団でなくてはならないキャラクター、その最たるものが『ねずみ男』なのかもしれません。その点では、とても羨ましいキャラクターだと思います。
だけど、やはり私は『一反木綿』が好きです
ねずみ男はほんと無くてはならないキャラですよね。
嫌いでは無かったです。
今日はいい天気になりそうですね。
もう春は近いですね~。
ねずみ男について、先日ネットで検索したところ、どうもねずみ男列車の車内を改造されているようで、どうも背もたれに『ねずみ男」をプリントしたシートを設置されています。
やはり、彼はなくてはならないキャラのようです。
私にはしっくり来ないのですが...