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~出雲人 紅井藻花(akai-mocha・アカイモカ)の写真日記~

金言寺の銀杏と火の香り

2020年11月09日 | 写真日記

2020年11月6日(金)晴れ

朝4時頃に出雲を出発して、松江行きの列車が出発する5時30分までに出雲横田駅へ向かいました。

目的地に着いたときはまだ暗く、駅舎の明かりとオレンジのキハ120系気動車のエンジンの音が車を停める場所でもよく聴こえました。

5時30分の発車を見送って、次発のキハ120系気動車のエンジン始動音を聴こえるまで休憩をして駅を出発しました。

トロッコ列車奥出雲おろち号を撮るための下見をしたのち、馬木の金言寺へ向かいました。

空が明るくなるころにはたくさんの雲に満たされて、良い写真が期待できないなと思っていたが、金言寺に着くころにはいつの間にか雲が消えて、青い空に変わり、冷たい空気がだんだん暖かく、時々吹く風が心地良く、あちらこちらで燃えている草木の香りに癒されていました。

金言寺には2週間ぶりに来ましたが、前回と違い木から木の葉がお堂の茅葺屋根や土を染めていて、弱い風が吹くたびに現在進行形でそれらに積み重ねていました。

コロナウィルス感染拡大防止のため、ライトアップや田んぼに水を張っていない状態でしたが、それでも多くの方がおられ、ガイドさんがいらっしゃったおかげでお堂に入ることができ、お話を聞いいたり、焚火など火の香りを感じることができました。

水鏡のある景色で眺めることが当たり前で、それが今回ないことが残念かなと思いましたが、イチョウの葉が稲刈りを終えた田んぼにも落ちて黄色に染まっていく様を見れたのは決して悪くないし、いつもなら進入禁止のためのロープやライトがなかったため、写真的にうれしい環境だと率直に思いました。

どの段階が最も撮るによいタイミングなのか答えが出ませんが、散り行く光景は寂しくも穏やかな気持ちになります。

 

 



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