「池坊・花のあけちゃんブログ明田眞子」 花の力は素晴らしい。広島で45年、池坊いけばな教室。熱心な方々と楽しく生けてます

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明けましておめでとうございます・「2025年も楽しいいけばな」をめざします・水仙生花

2025-01-08 | 安佐南区民文化センター教室・水曜日・午前

   

   

   

   

2025. 1. 8(水)安佐南区民文化センター・午前

生花・一種生(伝花)・・水仙

花器は寸胴・留めは竹を細く切って、漢字の井のように作り、水仙2本を挟む。

本日はカジュアルに、剣山に生けた。

水仙2本生は大事な花形で、池坊・伝花です。

決まりがあります。

*1本は、真と副の株。

*1本は、体の株。

*真と副の株は、葉・4枚と開花・1本

*体の株は、葉・4枚と蕾・1本

 まず、真・副の株、元の水仙の葉を抜いて、葉の高さを組み替える。

*水仙の茎の下、白根の部分(ハカマ)をゆっくり押して、

 ハカマを柔らかくする。

*内側の花から順に抜く。

*机の上に、抜いた形の順に並べる。

*抜け殻のハカマに、抜いたのと逆に元に戻す。

*しかし、同じように戻すのではなく、真・副・あしらいを

 考えながら、ハカマに戻して行く。

*ハカマは、山が高い方が前になる。

 次は、体の株、元の水仙の葉と花の高さを組み替える。

*真・副の株と同じく、内側の花から内側の葉、

 外側の葉の順に抜く。

*空になったハカマに、外側の葉から内側の葉、

 最後に蕾の花を入れる。

*後方に真・副の株、前方に体の株を縦に生ける。

*ハカマは、後ろの株を高く、前の株を少し低くする。

*形を整える。

 葉や花が重ならない様にする。

難しい水仙生花ですが、大事な花形ですので、

しっかり覚えて下さい。

コツはありますかと聞かれた。

なるべく沢山、水仙の葉の組み換えを

練習する事だと思います。

時間は掛かりましたが、いい形に仕上がりました。

池坊いけばな明田眞子教室

http://akeda-ikebana.com

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