千葉 柏のデパート「そごう柏店」跡地 市が86億円で購入へ
2024年2月21日 5時01分 千葉県
柏駅の東口で8年前に閉店したデパート「そごう柏店」の跡地を千葉県柏市が地権者の大手不動産会社から86億円で購入することになりました。
柏駅東口にあった「そごう柏店」は、業績の悪化から2016年に閉店しましたが、建物は当時のままとなっていて、市は地権者の大手不動産会社「三井不動産」と、今後の利用方法について協議を進めてきました。
これについて、柏市の太田和美市長は20日の記者会見で、市が86億円で土地を購入することで合意したと明らかにしました。
購入費用の財源には、国からの補助金8億円を見込むとともに市が積み立ててきた都市整備の基金を取り崩すなどして残りの78億円を賄うということです。
また、老朽化が進む建物の解体は不動産会社が担い、2026年度中にもさら地の引き渡しが行われる予定だとしています。
市はこの土地を駅前ロータリーなどの整備で活用するほか、周辺の別の商業施設を建て替えるための用地としても使うことを想定しています。
太田市長は「収益が見込めるタワマンの建設や、ほかの事業者への売却もありうる中で、まちづくりに協力してもらう形でまとまった。駅一帯が活性化するよう整備していきたい」と述べました。
これについて、柏市の太田和美市長は20日の記者会見で、市が86億円で土地を購入することで合意したと明らかにしました。
購入費用の財源には、国からの補助金8億円を見込むとともに市が積み立ててきた都市整備の基金を取り崩すなどして残りの78億円を賄うということです。
また、老朽化が進む建物の解体は不動産会社が担い、2026年度中にもさら地の引き渡しが行われる予定だとしています。
市はこの土地を駅前ロータリーなどの整備で活用するほか、周辺の別の商業施設を建て替えるための用地としても使うことを想定しています。
太田市長は「収益が見込めるタワマンの建設や、ほかの事業者への売却もありうる中で、まちづくりに協力してもらう形でまとまった。駅一帯が活性化するよう整備していきたい」と述べました。