羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

3人の それぞれ

2011-05-31 09:13:37 | Weblog
  清野新之助

      

1920年生まれ。戦後、民芸のムーブメントの中で英国から紹介された羊毛の織物・ホームスパンの黎明期に、羊毛の手織りを始める。羊毛は、日本では明治になって入ってきたものであり、何もかもが試行錯誤の連続、お手本はなかったという。
「これがホームスパンと決めつける必要はない」手紡ぎ糸、素材にこだわらない‘織・自由人‘


  加藤静子

      

1934年生まれ。1982年より静岡伊久美の里に工房を持つ。もともと草木染め、着尺を手がけるが、ひょんなことから
静岡デンマーク牧場の羊たちにボランティアで関わるようになる。
その泥んこの羊たちのゴミ取りから始まる手紡ぎの醍醐味を、次の世代に繋ぐスピナー。

 
 
  岩立広子

      

1955年女子美術大学にて柳総悦・柚木沙弥郎に師事する。
東京自由が丘「ガディー岩立」にてインドの布を扱うお店を20数年された後、その貴重なコレクション約8000点を、
広く一般に公開する場として2009年に「岩立フォークテキスタイルミュージアム」をオープン。
そこには貴重な布が世界中から集まっている。その布からのメッセージの語り部が岩立広子さんだ。

DVDを見て それぞれに到達された境地がある事。細部は違っていても中心の核は同じ
清野さんの言葉で 「それは違っているから こうしなさいとは言わない。それぞれのやり方があると思う」こういうやり方もありますよ・と助言は出来ますが・・ と言われていう言葉にホットして気持ちになります。 
以前民芸の夏期講座があって沖縄石垣島に行ったとき 台風でいつ帰れるかわからなくなりそうになり、
その時 ラッキー!! 柳宗理先生と共に3人で早くに切り上げて沖縄本島に帰る道中で 岩立さんのインドの布はいいですよ!
と 聞いていました。その後大阪民芸館に岩立さんが講演に来られ 出版された本も買い求めたことがありました。
是非一度 東京のミュージアムも行きたいと思っているうちに 時間が過ぎてしまいました・・
今度は 是非ぜひ 東京へ行ったらまず第一目標に行きたいと再認識です。

東京女子美卒業された方々 沢山 活躍されているんですね~
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