あれは中学生のとき
英語は週3回あり、月に一度外国人講師ALTがやってきた。
そのALTは男性で体を鍛えるのが趣味だと言っていた。
女子生徒の一人が腕相撲とやってみたいと言い出した。
女の子は英語でなんと言うのか分からず、別の生徒に
通訳してもらった。彼は習ったばかりのwant 人 to 原形(人に・・・してほしい)
の文型を使おうと思ったらしく、
She wants you to play armwrestling.と頭で考え、言ってみるも
うまく言えず
She wants you...で一旦切ってしまった。
ALTは告白と勘違いし、それは大騒ぎになった。
「英語のアウトプットは間違いを犯したぶんだけ、もっというと
失敗したり、笑われた分だけより正確な英語になる。」と思う。
思い返せば アー、エーを繰り返しながら
heとsheを混同し、
first of allがフェスティバルに聞こえ、
「あなたは間違えている。」をYou are missing.なんて珍訳していた
あー輝かしい中一。
「間違える」はミスするというし、進行形だからと思っていたような・・・
ちなみに英語は単語で大丈夫という知り合いは
外国のホテルにて部屋鍵を持たず外出してしまって
フロントに行き、鍵を部屋においてきてしまったを言いたかったが、
例えば
I left my room key in my room. So I cannot enter.
なんて当然言えなく、
room in the key
と言った。せめて key in the roomだろ!
ゼスチャ-で何とかなったらしい。
また、ホテルのシャワーからお湯が出てこないとき
フロントに電話して
hot water pleaseと言ってポットのお湯をもらったという話も聞いた。
こんな面白エピソードを持っている人は
今では伝える英語を発信できている。
人になんとかしてもらおうとしないで、自分で困難を解決に、打破しようとすると
コミュニケーションは何とかなるものだと思う。
今自分が使っている英語だって、文法的に正しいかと問われれば
100%ではもちろんない。
ただし、ツゥーウェーコミュニケーションであれば誤解部分は聞き返したり、
確認ができるので誤解に繋がらないのだ。
日本人特有の「みんなと一緒にぬるま湯に入ろう。」的発想だと
留学しても日本人組でつるむ傾向があるとある本に書いてあった。
もったいない話である。
英語の猛者とされている人たちだって
言わないけれど赤っ恥な思い絶対にしているはず。
ちょっと聞いてみたくなった。