日本をセールス!通訳案内士

日本観光、エンタメ、旅行、英語etc 日々の雑感

尾道巡礼の旅 その1

2015-11-01 18:29:38 | 旅行

10月末、二泊で行ってきました。

初めて乗るのはスプリングジャパン。 

緑と白の鮮やかなデザインです。このLCC 正直不安だったのだけど

男性CA さんもおり、頼もしそう。

アナウンスもかなり流暢な日本語に英語でしたよ。 

ただ、マニュアル本のようなものを見て読む

というのがなんとも残念でした~。

 

 

 


大阪ひとり旅

2012-03-18 22:10:37 | 旅行


一月末を利用して、大阪&京都へ2泊3日の一人旅をしてきました。
といっても、通訳ガイドするところの下見が半分でした。

大阪の街をぶらぶらしたことはあまりなかったので、新鮮でした。
基本的に一人で知らない土地を回っても気がつきにくいので大阪オールスターズという
通訳ガイドの方から案内していただきました。(当日は一人だけ、つまり貸切状態。)
本当は英語なんでしょうけど日本語で話していただき、笑いながら、面白く、役立つ情報満載で
お勧めです。

まずは大阪駅 今や駅自体がオオサカステーションシティという観光スポット。
どこかヨーロッパのターミナル駅を彷彿とさせるスタイル、電力も太陽光発電を行なっているというから
エコフレンドリー。大阪駅には7つの趣向を凝らした時計があるそうで
金の時計、銀の時計、さらには水のカーテンが時計になるというすごいものもあり
言われなければ気がつかないだろうなあ な発見がありました。

それから御堂筋線に乗り換えてじゃんじゃん横丁へ。コテコテ浪速な雰囲気で新と旧を駆け巡る感じでした。
だるまの串かつ(牛肉、アスパラ、レンコン・・・)初でした。ごっつおーさん、軽くていくらでも食べられそう。
通天閣では似顔絵を書いてもらいました。この絵師のかたはもともと映画の看板を描いていたそうで(寅さんとか)
どことなく映画タッチ。

ツアーはその後ド派手なバスに乗って道頓堀に行き、あのグリコの電飾のところで解散となったわけですが
参加して大正解!!!さまざまな出会いや体験もあったりで3時間はあっというまでした。大満足〜。

東京人だったらまずしないだろうことは客引きに話しかけることでした。
話しかける=何かを買わされる、変な宗教などへ勧誘されるかも 
という図式があるので基本無視しているのだが、
大阪のかたは違った。「ごめん、昼ごはん食べたわ〜」と返答する人が多いみたい。

さらに、大阪の見知らぬおばちゃんから「あめちゃん」を貰った。
バスで隣になったおばちゃんが、突然「はい、あめちゃん」と言って
ニッキ味の飴をくれました。
人情味のある街なのでしょうね。こんなちょっとおせっかいモードの雰囲気楽しいです。

それにしても食べ物が本当に安くて美味しかった。
通訳ガイドがここは美味しいというくらいだから絶対にハズレはないと考えたのは正解でした。

なお、大阪オールスターズは規模を拡大する予定だそうなので
別のツアーに今度は旅仲間を連れて行きます。

大阪オールスターズhttp://allstarosaka.com/japanese.html










おばちゃん。

2011-07-03 02:24:44 | 旅行


ここ数年 およそ月に1回は泊りの旅行に出かけることが多くなった。
名目は自己研鑽。日本各地を満遍なく廻れればよいのだけど
行きなれた京都 大阪といった関西が多い。

基本交通手段は鉄道。よく東京から大阪までのぞみ号なら2時間半、ひかり号なら約3時間、
そしてこだま号は4時間もかかるので敬遠する人が多いが
割と座席が空いていて時間が有効に使えるこだまの4時間って使い勝手がいいように思う。
のぞみだとやれやれと乗り込んでゆっくり弁当を食べ、
研修ファイルなどに目を通して うとうとすればもう新大阪。
その点 こだまはちょっとした自分のテリトリー内で好きなことだけをできる時間である。
電話に出られなくても移動中だからおとがめもなく、
全自由行動なのが利点である。

よくやっていること
①駅弁を食べる
②資料の整理をする
③景色を眺める(一般道を走る自動車と比べていかに速いかを実感。なぜか優越感がある。)
④うつらうつら眠る
⑤富士山探しをする

列車の旅は圧倒的安心感があるから
うとうと寝られるのだとも思う。もちろん治安と鉄道自体の安全、安心というのもあるが。
決められたレールを走り、時間になれば必ず着くという安心感。
自動車の運転とは違って相手任せの丸投げ状態の無防備感。
乗っている時間は誰からも干渉されないという治外法権感。

だから大雪のなか徐行して走る新幹線に乗って
吹雪のなかどうにか歩いている人たちの気の毒さをはた目で眺めながら
自分は座席に広げた弁当やアイスを食べていたりする。外気は寒かろうと
新幹線内はぽかぽかと暖かいのでアイスはもってこいである。

そんなひとり時間をゆっくり過ごせる新幹線なのだが
この前 となりにやってきたおばちゃんと東京までの約4時間を一緒に過ごすことになった。
いつもはありがたい貴重な時間なのだが
このときばかりは「早く着かないかなあ」と願いばかり。

おばちゃんは別に悪い意図はないと思うが
姑のことや前回旅行行ったメンバーの悪口を延々と話され
さらに同意を求められるので
いつものリラックスムードがなくなってしまった。

初対面で重そうな荷物を網棚に載せたのが運の尽きだったのか、
このおばちゃんは団体旅行に1人参加していると言っていたから
他に話し相手がいなかったからかどうかはわからないけど
ひたすら聞き側にたつというのも疲れるものだという感想だけが残った。

旅は出会いだから話す機会があるのはとてもうれしいことで、
印象深い経験もたくさんあるのだけど
この方はマシンガントークで一方通行気味で
コミュニケーションではなかったのが 困憊の印象を持つにいたったのだと思う。

それでも旅は旅。嫌な思い出だとしてもこころの振幅があるような経験は
貴重なもの。だからやっぱり止められない。







ホスピタリティ

2011-05-22 03:14:06 | 旅行


満足って何なのだろう?

対価を払った分に見合うだけの「得るもの」がなければ

意味がないものになるとおもうのだろうか。

従来のようなココロからのもてなしが通用しなくなってきた気がする。


例えばこんな状況に出くわした。

新大阪から東京へ向かう新幹線に中国人旅行客3人が乗ってきた。

彼女たちは大きなキャリーケースをそれぞれ車内に持ってきて狭そうに三列席に

座っている。

京都で彼女たちの前席にひとりの女性が座った。

「座席を少し倒させていただいてもいいですか。」と丁寧に頼んでいた。

ところがこの中国人3人組はダメだという。

理由はこのスペースは私たちの代金に含まれているからと言っていた。

N700系の普通車はリクライニングを全くしていない状態は少し前傾なので

2時間強を過ごすにはかなり無理がある姿勢である。

京都から乗った女性は車掌に頼んで別の空席があるかどうか訊いていた。

残念ながら指定席は満席だったので

車掌は中国人3人組に大きなキャリーケースはドア前におくようにお願いしていた。

またまた、彼女たちは拒否。理由は誰かが盗むかも知れないから。

そこで近くにいた乗客が3人組が降りる予定の新横浜までドアは開かないから

問題ないと言っていたが、それでも無理で三人組と前席女性との間は

ちょっとした険悪ムードになっていた。

3人組は前席の背もたれを思いっきり叩いてみたり、トイレから戻るたびに

睨みつけるなど エスカレートしていくようだった。

しばらくは 名古屋までは車内は3人組の大声と高笑いが響くだけだった。

そして 名古屋で判明したこと。

それは3人組は自由席の切符で指定に座っていたということ。

検札がきてもその場にいないもう一人が持っているといい続けていたから

怪しまなかったのだろう。

名古屋で車掌から自由席移動と指定席料金を請求されて凄い剣幕で反論していたようではあるが、

車掌室に連れて行かれたのでその後はどうなったのかはわからない。


みんなのために我慢すること、集団でのマナーといったものは希薄になってきている気がする。

豊かさの代償か、ゆとり教育の弊害かどうかは知らないが

お金を払ったものが偉いという考えが浸透しているのかもしれない。

でも、裁量がないというか狭い価値観である。

この中国人3人組にとっては日本に来るには一生に一度の大イベントだったのかも知れない。

「せっかく来たのだから楽しく笑って過ごしたほうがいいのに。」

生で見た、触れたものの印象は絶大だから

さきの中国人のイメージが金太郎飴的に画一化していくのではないかと不安になる。

この3人を見ていて反面教師にしなくてはと反省もした。




チェーンホテル

2011-04-22 03:00:43 | 旅行


写真は動くホテルといわれた20系あさかぜ号。
今思えば3段式寝台は狭く、それほど豪華さも感じられませんが
当時は完全冷暖房つきの優等列車だったのでしょうねえ。

京都、大阪、名古屋のチェーンホテル(スーパーホテル、ホテルルートイン、アパホテル)
をよく利用するのだけど
ホテルは寝るだけが基本なので快眠安眠できる工夫があること、
朝食無料である、大浴場つきである、BSも見られるテレビがある、駅近であるが
基準となってます。

割とよく利用するのはスーパーホテル新大阪。京都のホテルが取れないとき
何かと便利で安いので連泊してしまう。
大浴場は足が伸ばせて、あんまり人も来ないから広い貸切風呂みたいで
思わず鼻歌です。実はトイレに人がいたことはありましたが・・・
ちなみにスーパーホテル新大阪は温泉だったと思う。
真冬の底冷えするような時期はユニットバスのお風呂に湯をいれるのも
面倒なので大浴場は本当にうれしい。

また時にやってくる人と話すこともあって、隠れた名店、名物を紹介してもらうことも。
大阪の浮世絵博物館だって、京都の駅ビルに交流センターがあり日本や世界を紹介する本や
ビデオ、雑誌などが充実していることも大浴場経由であったわけで
得したような気持ちになります。

ビジネスパーソンをターゲットにするのなら
大浴場とサウナがあったら 多少値が張っても利用すると思う。
普段の生活でお風呂屋に行く人なんてあまりいない。ビジネスであっても
夜はオフの時間だから非日常な経験としてもこの二つは目を引くと思う。

そういうわけで名古屋駅周辺と京都駅周辺にもっと大浴場つきが増えることを願ってます。