先日、とある店で食事をとっていたら外国人ご一行様がやってきた。
この方々は英語しか話せないので、店員英語を知っていそうもない頑固一徹な店長と店員さんが
困り果てた様子だったので、店の人の代わりに注文とりや商品の説明などしているうちに
話が盛り上がってしまった。
マレーシアから来たこのご一行様は鎌倉に行ってきたと言う。
「鎌倉」といえば鶴岡八幡宮、小町通り散策、高徳院(大仏)がマストスポットなはず。
たいていはこれらに加えて車窓から見る湘南海岸か時間があれば江の島かな、と思っていた。
話を聞いてみると 上記の場所にはどこにも行っていないという。
では「どこに行って来たの?」ときけば
「鎌倉高校。」という答えが・・・???
その後 デジカメで取った写真をを見せてくれた。昇降口、門、校庭、体育館etc
何がおもしろいのか分からない自分。これは認めたくないジェネレーションギャップなのか?
彼らの話によればマンガ「スラムダンク」の大ファンで一番の目的がこの鎌倉高校に行くことだったそうだ。
「聖地巡礼。」初めて巡礼者に出会った。
武蔵野北高校を紹介してあげればよかったな。
FITの旅行者の興味、関心は本当に多岐にわたっていて
かなりのマニア度がないとガイドは務まらないだろうから
得意な分野はより高度に知識を得なければならない。
別の日、日本語のドリルをやっている外国人がいた。
問題には「料理には最後に少しのお酒を( )とおいしくなる。」
( )に入る適当な言葉は何か?というものだったのだが
( 入れる、加える )などが妥当な答えだと思われるが
この方は( 飲む )としていた。
これもある意味正しいような気がする。