カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

亜熱帯の空

2011-07-16 07:49:09 | 旅行

沖縄が夏に入ってから1ヶ月近くなります。毎日の様に通り過ぎるスコールや空に広がる大きな雲が亜熱帯の真夏の空を描いています。雲が湧き出るように立ち上がっている姿は、勇壮で無限の大きさを感じます。毎日大きな空を眺めながら、自然の雄大さを感じています。

東京では、ビルが立て込み空が小さくて・・・、こんな景色に出会い事はありません。大きな空をこうして眺めているだけでも、旅先の風情を感じ取ることができます。緑が日に日に濃くなって行く、太陽は益々大きくなって行く、海も更に輝きを増して行く。旅行に、沖縄に来られた時には、是非、空を見上げて頂きたいと思います。生き物の様に変化して行く姿は、見ていて飽きないものです。

お~い雲よ!おまえはどこに行く!と叫んだ人がいた記憶があります。何かの詩だったように思います。自然の織り成す芸術。空と雲が作る芸術。時には、風が伴奏を奏でてくれます。上空の空気と風が交じり合ってまるでパイプオルガンの音色の様です。初めて聞いた時には、何の音だろう・・・?空の高いところから聞こえてくる音が不思議でした。ある場所でしか聞けない音。ホテルの敷地内でも1ヶ所だけその音が聞く事ができる。たぶん、建物や木々の位置など偶然が重なってその場所で聞こえてくるのだと思います。これから、夏休みに入って沖縄を訪れる方も多い事だと思いますが・・沖縄の当たり前の風景の中にも旅情を感じられるものあること知って頂きたいですね。



最新の画像もっと見る