カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

出会いから感動へ

2011-07-01 07:22:25 | 日記

ホテルの仕事をしていると、お客様が知人であったり、知人・友人の関係者だったりすることがある。全くの偶然なんどけど・・うれしい驚きにつながる。彼らも、私の存在を知らずにやって来たと言うから、お互いに・・楽しいサプライズになる!お客様を迎え、お送りする毎日でも、別れはちょっぴり寂しくなる。スタッフには涙を浮かべている者もいる。このホテルは、どうなっているんだろう!と時々思う。人間性がたっぷりで感情がたっぷりのホテル。これまでの長い経験からもこんな感動的なホテルに出会ったことがない。と自分自身感じている。スタッフの心がまっすぐにお客様を向いている。ちょっと不器用なのが、たまにキズなんだけど・・・。だから、ビジネスマナーの先生から100点は絶対に取れない(笑い)いつも60点。

ご夫婦がチェックインされる。ご主人から、ノンアルコールのワインまたはシャンペン。もしくは、オシャレな似たようなものを準備して欲しい。(奥様が妊娠中で結婚記念でご来館)とのリクエストに、カフェのスタッフ、フロントスタッフは、そこらじゅうのショップや仕入先に問合せ。オシャレであること。この1本のドリンクがお客さまにとって大切なものになると言う事。車で外出するものは、サンプルを購入するなど大騒ぎ!あるもので適当にと言う感覚が個々のスタッフには見当たらない・・・。

一つの出会いがとっても楽しみであり、喜びであることをここで働くスタッフは皆知っているんだと思う。チェックアウトの時、お客様からよく言われる言葉。「このホテルは、従業員の人たちがとっても親しみがあり親切ですね。」このブログは、自分への問いかけでもある。ホテルの有るべき姿ってなんだろう?サービスの形とはなんだろう?自然環境の中でゆったりとした時間が流れているリゾートホテル。ここには、他にないスタッフがいる。このホテルの魅力は、スタッフかもしれませんね。


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