カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

祭りと観光

2012-01-31 07:40:44 | 沖縄

祭りと観光は、いつも一緒のところにあるように思える。日本における有名な、祭りと言えば青森のねぶた祭り、京都の祇園祭り、博多の祇園山笠など数多くの祭りがある。古い伝統と文化が息づいている。観光客も、100万人規模だと言う。人々の関心と興味を掻き立てる祭りは、熱気と興奮に包まれる。その空気を味わうことで、その「場」にいる臨場感がたまらない満足感が生みだす。このような祭りが、観光客をひきつけてはなさない魅力とはなんだろうと考てみると・・・・。

街全体が、祭りムードで溢れている。その街に降り立った瞬間から、なにかしら落着かないそわそわしたような、むずむずするような空気に満ち溢れている。土地の人々の祭りへの興奮が、その土地全体に広がっている。観光客も、その空気に触れることで祭りに【参加】した気分が生まれて来る。祭りには、入場券もない、交通費、宿泊費、食事代、みやげもの掛かる費用などが入場券のようなもの。誰もが参加できるし、「場」の空気を楽しむことができる。だからこそ、観光客が100万人規模に膨れ上がるのではないだろうか?

町中どこに行っても、どこにいても祭り気分でいっぱい。バスの中でも、食堂でも、デパートでも祭りのワクワクした空気が満ち溢れている。

観光を考える時に思うのは、その土地の全ての人々が参加して盛り上げることで独特の空気が生まれて来る。その土地にしかない文化や芸能を、人々がこぞって盛り上げる、楽しんでいることが何より大切なように思える。沖縄には、独自の文化や芸能がある。多くの人々が参加して、盛り上げる空気が生まれて来ると、観光で訪れた人々も更にその魅力に惹かれていくように思える。


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