其の壱
上海グランド(原題 新上海灘 1996)
去年、新上海グランド(主演 ホァン・シャオミン)を観て感動して当ブログでも紹介しましたが、今まで観たくても行きつけのレンタル店になく観れてない映画版”上海グランド ”を他のレンタル店で見つけて観ることができました。(超感動!)
ドラマ版も良かったですが、この映画版も素晴らしかったですね!
どちらかが期待はずれに終わることが多い中、私としてはどちらも楽しましてもらえることができました。
本当によかったです!
ストーリー、人物像はかなり異なっていましたが、映画という90分少々の時間の中で楽しめる展開、粋なセリフ、オシャレなBGM が流れるなどとても観ていて感動できるシーンが多かったですね。
もちろん、ドラマ版でこの作品が気に入っていったのもありましたが、配役とかスートーリー展開などが変わっていても観るものを惹きつけるだけの魅力ある作品でした。
さて、この映画版の上海グランドは主役”アンディ・ラウ ”と”レスリー・チャン ”という二人が演じましたが、ドラマ版(2006)に比べて”アンディ・ラウ ”が演じた”丁力 ”の方がカッコ良くそしてメインに取り上げられたように思えます。
それに比べて、”レスリー・チャン ”が演じた”許文強 ”はもう一つ!
迫力とダンディさは”ホァン・シャオミン ”が演じた”許文強 ”よりは劣っていましたが、その他”馮程程”を演じた”ニン・チン ”は魅力的なヒロインでした。
また、この映画のストーリー展開を第一章”丁力 ”、第二章”馮程程”、第三章”許文強 ”とそれぞれの視点にたった展開で編集していたのもよりストーリーを解りやすくしていたかもしれませんね!
また、画的にも上海を象徴するカットを幾つも使用していましたね。
例えば、「第一次世界大戦戦勝記念女神像」を大きくクローズアップしていましたね。
(この女神像は後に日本軍によって破壊されたそうです。)
現在はセットとして別の場所に残っているそうです!
また、許文強(レスリー・チャン)と丁力(アンディ・ラウ)が敵対するボスのところへ蟹を持って乗り込む建物は、現在は”上海影視樂園 ”として多くの映画やドラマが撮影されているところだそうです。
当映画もここで撮影されたそうですよ!
BGMは上海灘はもちろんのこと色々なシーンで使用された耳に馴染みのある名曲?など、そして中華英雄(ピーター・ホー主演)でも使用されていた曲(曲名不明)や終盤に流れた「オールド・ラング・ザイン」(日本では蛍の光で有名)など音楽とともにそれぞれのシーンを楽しめました。
其の弐
久々に良かったと思ったのは日本の映画、それは松田優作主演の「蘇える金狼」です。
1979年の作品ですがこれは観てなかったのです!
ハードボイルドな役の彼の作品は全部観ていたのですが、いや~、この映画も優作ワールド満載といいましょうか、いい演技をしていましたね!
改めて彼の俳優としての素晴らしさを実感した一本でしたね。
この流れでずいぶん昔に観た「野獣死すべし」を再度観て出来の良さを実感しました。
なにせ、ここ何年も日本の映画に失望していましたからね。
昔の映画で感動を頂きましたよ!
彼が生きていれば日本の映画界も変わっていただろうに・・・・、きっと!
最近観て感動した映画3本の紹介でした!
まだ観てない方でこのジャンルの映画お好きな方はおすすめデス!
さあ~!本来の武侠、歴史ドラマ&映画・・・楽しめるのないかな~!!
上海グランド(原題 新上海灘 1996)
去年、新上海グランド(主演 ホァン・シャオミン)を観て感動して当ブログでも紹介しましたが、今まで観たくても行きつけのレンタル店になく観れてない映画版”上海グランド ”を他のレンタル店で見つけて観ることができました。(超感動!)
ドラマ版も良かったですが、この映画版も素晴らしかったですね!
どちらかが期待はずれに終わることが多い中、私としてはどちらも楽しましてもらえることができました。
本当によかったです!
ストーリー、人物像はかなり異なっていましたが、映画という90分少々の時間の中で楽しめる展開、粋なセリフ、オシャレなBGM が流れるなどとても観ていて感動できるシーンが多かったですね。
もちろん、ドラマ版でこの作品が気に入っていったのもありましたが、配役とかスートーリー展開などが変わっていても観るものを惹きつけるだけの魅力ある作品でした。
さて、この映画版の上海グランドは主役”アンディ・ラウ ”と”レスリー・チャン ”という二人が演じましたが、ドラマ版(2006)に比べて”アンディ・ラウ ”が演じた”丁力 ”の方がカッコ良くそしてメインに取り上げられたように思えます。
それに比べて、”レスリー・チャン ”が演じた”許文強 ”はもう一つ!
迫力とダンディさは”ホァン・シャオミン ”が演じた”許文強 ”よりは劣っていましたが、その他”馮程程”を演じた”ニン・チン ”は魅力的なヒロインでした。
また、この映画のストーリー展開を第一章”丁力 ”、第二章”馮程程”、第三章”許文強 ”とそれぞれの視点にたった展開で編集していたのもよりストーリーを解りやすくしていたかもしれませんね!
また、画的にも上海を象徴するカットを幾つも使用していましたね。
例えば、「第一次世界大戦戦勝記念女神像」を大きくクローズアップしていましたね。
(この女神像は後に日本軍によって破壊されたそうです。)
現在はセットとして別の場所に残っているそうです!
また、許文強(レスリー・チャン)と丁力(アンディ・ラウ)が敵対するボスのところへ蟹を持って乗り込む建物は、現在は”上海影視樂園 ”として多くの映画やドラマが撮影されているところだそうです。
当映画もここで撮影されたそうですよ!
BGMは上海灘はもちろんのこと色々なシーンで使用された耳に馴染みのある名曲?など、そして中華英雄(ピーター・ホー主演)でも使用されていた曲(曲名不明)や終盤に流れた「オールド・ラング・ザイン」(日本では蛍の光で有名)など音楽とともにそれぞれのシーンを楽しめました。
其の弐
久々に良かったと思ったのは日本の映画、それは松田優作主演の「蘇える金狼」です。
1979年の作品ですがこれは観てなかったのです!
ハードボイルドな役の彼の作品は全部観ていたのですが、いや~、この映画も優作ワールド満載といいましょうか、いい演技をしていましたね!
改めて彼の俳優としての素晴らしさを実感した一本でしたね。
この流れでずいぶん昔に観た「野獣死すべし」を再度観て出来の良さを実感しました。
なにせ、ここ何年も日本の映画に失望していましたからね。
昔の映画で感動を頂きましたよ!
彼が生きていれば日本の映画界も変わっていただろうに・・・・、きっと!
最近観て感動した映画3本の紹介でした!
まだ観てない方でこのジャンルの映画お好きな方はおすすめデス!
さあ~!本来の武侠、歴史ドラマ&映画・・・楽しめるのないかな~!!
映画「上海グランド」は豪華な顔合わせながら、ドラマ版と違いすぎますね。
レスリーには悪いけどミスキャストかなぁ。私はドラマより、ずっと先に観てるんですよ。でも、銃撃乱闘シーンしか記憶に残らず(笑)
ニン・チン、アレックスさん好きそう。
彼女は大陸の有名な俳優、姜文(チアン・ウェン)の初監督作品「太陽の少年」で
教師役でデビューして、惜しげもなくヌードになってますからオススメ。(当時は監督のカノジョだったの。ズルいよね)
上海映画村、懐かしいなぁ。本当に狭い場所を広く見せるように撮ってるんだなと関心しました。横店映画村にはバカげた大きさ卒倒したけど。
(そう言えばリベンジしないとなぁ。しかし、とにかく…遠くて…。汗)
優作が生きていれば…と思う反面、遺児2人がここまで逞しく男っぽく活躍してるのも
俳優として一番いいときに消えて、父親としてカッコイイ最期だったからかもね(^_^)
最初のドラマのチョウ・ユンファの老け顔と
比べると、レスリーの方がいいような気が
したりなんかもします(笑)
この映画は比較的よくまとまった映画だと思いますよ当時の香港映画としては。
中華圏の監督は女優とデキてるのはよくある事、近い所ではコン・リー然り、チャン・ツィー然り・・・・・
武侠ドラマも歴史ドラマも日本ではもうダメじゃないですか?最近そう思います。
コアなファンは、中華全般のファンから
武侠オ○クなんて言われてますから(笑)
ファンの人達、ある意味、アニおたに通ずる部分ある人多いのが、敬遠される一端でもあるみたいです。(武侠ファンのブログのオフ会で、皆さんコスプレされますから・・・)
それにそれだけ、しか観ないもん皆さん。
よく古い映画観てますなぁ。僕なんかなかなか昔の観る時間ないんですよ。
武侠モノは結局日本では根付かないでしょうね。一部分の好きモノだけのモノて感じで。
ずいぶん前に観られたのであれば、今一度観られたら感じ取れるものが違うかもしれませんよ。
この映画の描写はなぜか古き良き時代?のハリウッド映画を感じたりしましたね。
特にレスリー・チャンとニン・チンのツーショットのシーンはまるでハリウッドスターの空気が漂っているようでしたね!
たぶん、ニン・チンがそんな雰囲気をつくれる女優なんでしょうね!
ニン・チン・・・たしかに好きになりそう!
スン・リーよりは大人の色気を感じました!(笑)
西洋文化が動乱の時代の上海に入り込んできている様子がとても新鮮に描写されていたのも良かった。
松田優作Jrの方はインパクトのある役で注目を集めて存在感を示してほしいいですね。
川夏デカならではの情報もいただきありがとうございます!
韓流みたいに女性の心をつかむ恋愛モノと違いますし海外ドラマ(アメリカなど)の派手な世界を描いたものなどとは興味を抱く絶対数が違うでしょうからね。
しかし、武侠モノも2000年過ぎてから映像の進化とともに日本への流通も進みファンを増やしたのも確かでしょう。
だけど、日本と中国では武侠を含めた歴史モノに対しての関心度が違うのでしょうね。
それに日本では地上波、もしくはBSで放送されなければブームのきっかけにもならないでしょうから。
私にとっても中国のドラマや映画など、ここ7~8年前からがマイブームなだけですからね~。
(でもよく続いてます!)
それまでは、米映画中心でいろんなジャンルにその時々でハマっていましたけど結局は飽きてくるんですよね!
だから、映画にしてもドラマにしてもより楽しめるもの、新しい刺激を与えれるものを作っていかないと離れていきますよね。
たまに古い映画などみると改めてよく出来ているなと感心したりもします。
この頃の映画の方がいいじゃない!みたいな・・・!
あるジャンルばかりに偏ると煮詰まるというか、飽和状態になるので(笑)
特に日本人の傾向として、例えば漢流の恋愛
モノならそれだけで広がっていかないという
傾向があり、だからいつの間にか漢流も
ブームが去り、寒流になってしまったという
結果に。
これは実証されてますけど、女性ほどひとつの
モノに熱中して入れあげるほど、飽きるのも
早いという結果がありますから(爆)
例えば、武侠モノにハマって、中国語や広東語
習ったり、二胡買って習ったりしてる人多い
ですけど、10年後はどれだけの人が、という
事なんです。
簡単にいうと、麻疹に罹ったみたいなモンですな・・・
ジャンルはその時の気分で色々ですが!
当ブログの関係で武侠、歴史もの三昧に思われるかもしれませんが、根詰めて観れるタイプでもないのでそれなりに楽しみながらみたいな感じですね。
私は映画やドラマの影響でブログ以外には何かを始めたとかいうのはないのですが、習い事とか楽しみ方を増やすことはいいこだと思ってます。
長続きすればそれにこしたことはないのですが、一時期であってもマイブームとして楽しめたのであればいいことだと思ってます。
人間てけっこう飽き性なところも多いので娯楽の部分に関しては気楽にその時の旬のものが楽しめればそれで良いのかと考えています!
武侠ドラマなど根なし草さんの言われるように本家の中国で人気が下火になっているようでは、作り手側の方も力が入らないでしょうし、
そういった意味では過渡期なんでしょうね。
時代は繰り返されると言いますから、いづれまたその波が来るでしょうけど!
新しいスターが誕生したとき、この俳優でこの作品を撮りたいという思いが映画監督にはあるみたいなのでそのタイミングもアリかと自分なりに思っています。
あまり関心なかったんですが、これを機会に最近、彼の他の出演作品も4本ほどチェックしたらナイーブでいい演技力と思いました。
アレックスさんが言うんだから、この「上海グランド」も再チェックしますよお~
映画に限らずエンタティーメントの楽しみ方って、人の数ほどあるものですよね。
所詮は死ぬまでのヒマつぶしに過ぎませんし、誰の為にも何の為にもならないような事に没頭したり一時的にでも感化されたりするのは、
馬鹿げていればいるほど当人にはシアワセなことです。
アレックスさんもご存知の私の親方さまは、カマカのウクレレは買うわ、天皇陛下と同じストローハットは作らせるわ、持ってるスーツはほとんどが007愛用と同じブランドの同じものだったりします。(クルマがマーチンでないのが惜しいけどねー)
もちろんウクレレは弾けませんし、物置に持ってるだけで飾ってもいませんよ。
でも、こういうムダって実はスバラシイものと思いますよ。
松田優作の「蘇る金狼」は彼の作品では一番じゃないかな。あの優作はゾクゾクするほど凶暴で美しかった。
野望の果てに散る最期さえも強烈に美しいと心に刻んだラストでした。
「グッド・バッド・ウィアード」をしっかりチェックしているだけありますね。
「上海グランド」に韓国の俳優がでていることすら知りませんでしたよ!
”チョン・ウソン ”という俳優さんは私にとっては印象が薄いのですが、知らないうちに彼の映画は観ていたことがわかりました。(笑)
「MUSA -武士」「私の頭の中の消しゴム」「レストレス 中天」そして「グッド・バッド・ウィアード」「上海グランド」と知らないうちにこんなに観ていたんですね。
私としては映画の話題性、内容で観たので一部の俳優さん意外はスルー状態でした~。アハハ!
それにしても川夏さんのボスは筋金入りのマニアですね~!
デカのブログでそれなりに人物像が浮かんできますが、やはり何かのこだわりとかをしっかり持っていれば、それがその人の個性の一つとして反映されたりしていいんじゃないでしょうか。
そして川夏姉さん?もその時代の流行りをしっかりオシャレに取り込んでいたようですからね。
えっ?誘惑を振り切るのに苦労した?
ということは、その言葉の裏返しは・・・~ぞっこんの彼氏がいたわけだ~。
ごちそうさま!
松田優作の映画、ドラマは好きな作品が多いんですよ!
彼はそれこそ筋金入りの俳優でしたね。
妥協を許さないくらいに!
ある映画で役作りのために奥歯を抜いてその役を演じたというエピソードを聞きました!
彼ほど俳優としてガチに役に取り組んでいた日本人はいないのではないでしょうか。
私の知るところではもう一人います!
その人はブルース・リー
残念ながら二人ともこの世にいない人です。
彼の作品では「MUSA」も悪くはないけど、私は「トンケの蒼い空」が一番作品としても役柄としても好きです。
解りやすすぎるハンサム(しかも長身)な事が仇になってるのか、キャリア年数の割には作品量が少ない人ですよね。
時代は切れ長の目の華奢な男子かなぁ。彼は…言わば時代遅れのハンサム。
アレックスさんはワールドカップの観戦もあるし忙しいですね。よい週末をo(^o^)o
ワールドカップ観戦の合間に観ようと思います!
ついでに、いっしょにレンタルしてきたのが「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」「美しい夜、残酷な朝」という2本ともイ・ビョンホン主演の韓国映画!
今、TVでは「IRIS」というイ・ビョンホン主演でスナイパー役をしているアクション物の韓国ドラマを観ているので、期待を込めて映画の方も借りてみました。
当たればいいのですが!(笑)
最近、韓国映画をよく鑑賞されているようですので、この映画をオススめしておきます。
それは「友へ チング」です。
チャン・ドンゴン主演のかなり男臭い映画ですがけっこう感動出来ると思いますよ。
「シュリ」「JSA」と楽しまれているようなので、この作品もきっと大丈夫でしょう!
また、最近の映画で気にかかる作品があります。
それは「闇の列車、光の旅」という中南米のすさまじい現実を扱った社会派の映画です。
ネットでの映画情報で知ったのですが観れば感動しそうなあらすじでした。
メジャーではないので地方のほとんどの映画館で上映予定が入ってません。
東京は日比谷の映画館で上映されているようです。
私は機会があれば是非観たいのですが、川夏さんはいかがでしょうか!