武侠ドラマはハマル!

武侠ドラマを中心に韓国歴史ドラマ&映画、そして近年話題になっている中国歴史ドラマ&映画を取り上げていきます!

この映画に感動!そして納得!

2010年06月17日 01時16分04秒 | 映画
其の壱





上海グランド(原題 新上海灘 1996)

去年、新上海グランド(主演 ホァン・シャオミン)を観て感動して当ブログでも紹介しましたが、今まで観たくても行きつけのレンタル店になく観れてない映画版”上海グランド ”を他のレンタル店で見つけて観ることができました。(超感動!)

ドラマ版も良かったですが、この映画版も素晴らしかったですね!
どちらかが期待はずれに終わることが多い中、私としてはどちらも楽しましてもらえることができました。
本当によかったです!

ストーリー、人物像はかなり異なっていましたが、映画という90分少々の時間の中で楽しめる展開、粋なセリフ、オシャレなBGM が流れるなどとても観ていて感動できるシーンが多かったですね。

もちろん、ドラマ版でこの作品が気に入っていったのもありましたが、配役とかスートーリー展開などが変わっていても観るものを惹きつけるだけの魅力ある作品でした。




さて、この映画版の上海グランドは主役”アンディ・ラウ ”と”レスリー・チャン ”という二人が演じましたが、ドラマ版(2006)に比べて”アンディ・ラウ ”が演じた”丁力 ”の方がカッコ良くそしてメインに取り上げられたように思えます。
それに比べて、”レスリー・チャン ”が演じた”許文強 ”はもう一つ!
迫力とダンディさは”ホァン・シャオミン ”が演じた”許文強 ”よりは劣っていましたが、その他”馮程程”を演じた”ニン・チン ”は魅力的なヒロインでした。

また、この映画のストーリー展開を第一章”丁力 ”、第二章”馮程程”、第三章”許文強 ”とそれぞれの視点にたった展開で編集していたのもよりストーリーを解りやすくしていたかもしれませんね!

また、画的にも上海を象徴するカットを幾つも使用していましたね。
例えば、「第一次世界大戦戦勝記念女神像」を大きくクローズアップしていましたね。
(この女神像は後に日本軍によって破壊されたそうです。)
現在はセットとして別の場所に残っているそうです!

  

また、許文強(レスリー・チャン)と丁力(アンディ・ラウ)が敵対するボスのところへ蟹を持って乗り込む建物は、現在は”上海影視樂園 ”として多くの映画やドラマが撮影されているところだそうです。
当映画もここで撮影されたそうですよ!

BGMは上海灘はもちろんのこと色々なシーンで使用された耳に馴染みのある名曲?など、そして中華英雄(ピーター・ホー主演)でも使用されていた曲(曲名不明)や終盤に流れた「オールド・ラング・ザイン」(日本では蛍の光で有名)など音楽とともにそれぞれのシーンを楽しめました。




其の弐

久々に良かったと思ったのは日本の映画、それは松田優作主演の「蘇える金狼」です。
1979年の作品ですがこれは観てなかったのです!
ハードボイルドな役の彼の作品は全部観ていたのですが、いや~、この映画も優作ワールド満載といいましょうか、いい演技をしていましたね!
改めて彼の俳優としての素晴らしさを実感した一本でしたね。
この流れでずいぶん昔に観た「野獣死すべし」を再度観て出来の良さを実感しました。
なにせ、ここ何年も日本の映画に失望していましたからね。
昔の映画で感動を頂きましたよ!

彼が生きていれば日本の映画界も変わっていただろうに・・・・、きっと!

最近観て感動した映画3本の紹介でした!
まだ観てない方でこのジャンルの映画お好きな方はおすすめデス!

さあ~!本来の武侠、歴史ドラマ&映画・・・楽しめるのないかな~!!