武侠ドラマはハマル!

武侠ドラマを中心に韓国歴史ドラマ&映画、そして近年話題になっている中国歴史ドラマ&映画を取り上げていきます!

ドニー・イェン またまた強烈な新作映画だ~!

2011年09月13日 01時30分11秒 | 映画

                                              

レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 (原題:精武風雲・陳真/2010年/中国)

今年の秋はこの映画で決まり!と言いたいところですが全国一斉ロードショウとはいかず主要都市の映画館から順次上映の作品となっています。

皆さんもご存知の方も多いと思いますが”精武門”といえば日本人が敵である上に政治的な背景もある内容となっています。

”ブルース・リー”ファンの方は「ドラゴン怒りの鉄拳」を鑑賞していれば想像できると思います。

ジャッキー・チェン、ジェット・リーもこのリメイク版で主役を演じました。

で、今回はドニー・イェンが主役のチェン・ジェンを演じているわけですが、やはり見所はとことんブルース・リーになりきってやっているところですかね~。

しかしこれに関しては賛否両論ありそうな気配!

でも、ドニー・イェンが大の”ブルース・リー”ファンであるとともにすでに知名度の高い本格派のアクション・スターなので楽しんで観る方がいいでしょうね。(と思います)

それにしても、ブルース・リーのアクションはやはり独特のものがありますね。

やはりマーシャル・アーツにこだわっていただけのことはあります。

”マーシャル・アーツとは格闘技の形で自分を表現する芸術”でこれを多くの人に広めていきたいということをインタビューで語っていましたが、武道家でありながらアクターでもあったブルース・リーがまさに芸術的なアクションを披露してくれ、その模写をするだけで彼のアクションスタイルとパフォーマンスであるというところまで世界に知らしめました。

それをドニー・イェンが見事にやってくれているわけですが(今の時点では予告編を見ての推測)、もう一つこの映画のなかで「グリーンホーネット」でブルース・リーがカトー役を演じた時のコスチューム姿で登場するシーンもあったりとブルース・リー世代にとってはなかなか興味を引く演出となっています。

 

さて、共演者に目を向けてみますと武侠ドラマでもお馴染みの”アンソニー・ウォン”そして台湾・香港映画界を代表する国際派女優の”スーチー、日本からは知る人ぞ知る「帰ってきたドラゴン」で和製ドラゴンといわれた”倉田保昭”、またEXLIEのメンバーである”AKIRA”が日本軍人役で登場。

日本の俳優たちも重要な役を演じているわけですが、現時点で一つ気になるのがAKIRAのロン毛姿ですかね~。

軍人の役でありながらロン毛はないだろう~と、見た目では”ATSUSHI”のほうに軍配が上がるのだが。

この映画の内容とは別に出演者で話題を呼び新たな客層も呼び込めるのは間違いなさそうである。

本作品の内容とのキャスティングのミスマッチを感じない描写であることを祈りたい!

 

あわせて知っておきたいのが1995年のTV版の「精武門」ですね。

このときもドニー・イェンが主役を演じているんですね。

このTVシリーズでもドニー・イェンはブルース・リーになりきっていましたね。雄叫びまであげてましたし、カメラアングルや画の抜き方まで意識した映像でした。

45分×30話を編集した180分のDVDをレンタルして観ましたが十分楽しむことができました。

発売当時は数量限定で全ノーカット版も販売していたようなのでこちらの方も観られた方もおられると思います。

 

レジェンド・オブ・フェスト 怒りの鉄拳 公式サイト


 

TV版 精武門

 

 


ドニー・イェン主演の武侠映画とは!

2011年09月06日 07時15分29秒 | 映画

処刑剣 14BLADES (原題 錦衣衛 2010年)

主要都市の映画館で今年の5月より順次上映されているこの作品!

私が「シャンハイ」ともう一つ観たいなと思ったのが「処刑剣 14BLADES」

ドニー・イェン主演の「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」が武術アクションとともに人物描写がとても素晴らしかったので期待してしまいます。

この作品で「レッドクリフ」に出演していたヴィッキー・チャオが華麗なアクションを披露してくれる?

ドニー・イェンとともに彼女の活躍にも注目したいですね!

また、台湾のアイドル・ユニット「飛輪海(フェイルンハイ)」のメンバーである”ウーズン”が盗賊の首領役で出演することによって、この作品のファン層が広がりそうですね。

そして、この作品でもドニー・イェンと共演をしているサモ・ハンの存在も見逃せない。

※ハリウッド進出をきっかけにサモ・ハン・キンポーからサモ・ハンに改名

どうやらサモ・ハンはドニー・イェンがお気に入りみたいですね。

とにかくよく共演をしています!

「イップ・マン 序章」ではアクション監督としてドニー・イェンに“詠春拳”を指導したそうです。

武術大会で優勝経験がある彼も“詠春拳”はこの時に初めて知ったそうです。

サモ・ハンの指導と彼本来の才能で超ど迫力の“詠春拳”での格闘シーンは最高!

そんな彼らたちがどんなアクションシーンを「処刑剣 14BLADES」で見せてくれるのでしょうか! 

「2005年に武術指導を兼務した主演作「SPL/狼よ静かに死ね」、「導火線 FLASH POINT」以降、

中華圏ではブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに次ぐ第4のアクションスターとして注目される存在になったドニー・イェンは主演映画が目白押し!

当分彼の出演作品にちゅ~もくデス!

「処刑剣 14BLADES」の監督のダニエル・リーはアンディ・ラウ主演の映画「三国志」、「ドラゴン・スクワット」など10作品がある。

  

   

処刑剣 14BLADES 公式サイト

 


ここからはドニー・イェンの別の三作品について少し触れてみます!

イップ・マンの映画で“詠春拳”という中国拳法を知り、それと同時にブルース・リーがイップ・マンの弟子であったことを知った人も多いのはないでしょうか。

私もその一人です!

ブルース・リーは“詠春拳”を基礎に自分スタイルのクンフーをつくり上げていったと言われています。

そのブルース・リーの一ファンでもあるドニー・イェンがイップ・マンを演じているわけですが、迫力ある決闘シーンはブルース・リーに迫る勢いですね。

武術を繰り出しているシーンはドニー・イェンからオーラがビシビシと感じ取れました。

「イップ・マン 序章」でのファイナル・ファイトは池内博之が演じる日本人将校との一戦

「イップ・マン 葉問」でのファイナル・ファイトは英国人ボクサーとの異種格闘技

「導火線 FLASH POINT」でのファイナル・ファイトはベトナム三兄弟のトニーとの死闘

私が選んだ迫力満点のナイスファイト三場面です!

   

イップ・マンVSカム・サンチャウ

 

詠春拳 VS 洪拳

 

マー刑事 VS トニー

イップ・マン 葉問 公式サイト