武侠ドラマはハマル!

武侠ドラマを中心に韓国歴史ドラマ&映画、そして近年話題になっている中国歴史ドラマ&映画を取り上げていきます!

映画 「風雲Ⅱ ストームウォリアーズ」の評価は?

2011年01月31日 22時34分33秒 | 映画

風雲Ⅱ ストームウォリアーズ (2009  香港・米国)

 

   

 

「風雲 ストームライダーズ/雄覇天下」から11年!続編の「風雲Ⅱ ストームウォリアーズ」が2010年の12月24日にレンタルリリースされた!

主演は前回と同じく、"風"がイーキン・チェンで"雲"をアーロン・クオックが演じている。

期待通りと思った人、そうでない人とはっきりと評価が二分しそうな作品ですね。

最新技術のCGを使ってビジュアル的にはすばらしいのですが、武侠の域を超えた異次元的な描写はやりすぎ感があります。

香港の人気コミックから映画化されたようなので、このコミックの読者たちにはイメージの近い出来なのかもしれません。

だから、前作同様に派手なアクションの連続!ストーリーはわかりづらい感じでしたね。

私の場合は最初に観たドラマの「風雲」シリーズがベースになっている為、ストーリー展開のおもしろさと登場人物のキャラクターをしっかり描いてくれるドラマの方に軍配が上がります。

もしも、コミックを読んでいたらこの映画の観かたが違ったかもしれませんけど。

もちろん、映画なのでそれ用の脚本なのでしょうけど、登場人物と台詞に物足りなさを感じたのは私だけでしょうか? 

 


「倚天屠龍記」レンタルリリース記念スペシャル!(第三弾)

2011年01月23日 03時15分16秒 | 韓国近代史ドラマ

 

 武林至尊、宝刀もて龍を屠り、天下に号令せば、敢(あ)へて従はざる莫(な)し。倚天出でずんば、誰か与(とも)に鋒を争わん

 

先月初めに16巻~20巻がレンタルリリースされ全部観終えた武侠ドラマファンも多いのではないでしょうか!

期待通りのおもしろさ! それともいまひとつ?

私はレンタル貸し出し中のタイミングが多く、やっと先日全部鑑賞しました。

先に小説を読んで「倚天屠龍記」の内容はある程度解っているだけに、早く実写版で観たいなと待ちわびた作品です。

この張紀中版「倚天屠龍記」の評価に賛否両論の声が聞こえてきます。

これは十人十色、それぞれの感受性ですからどちらを評価を信じるかは自分しだいですね。

私にとっても気に入ったところそうでないところなどそれなりにありました。

私はこの「倚天屠龍記」しか知りませんので自分なりの感想を交えて分析して行きたいと思います!

私の独断と偏見もありますがその辺はご勘弁を!

 

 

印象

全体的にはそれなりに楽しく鑑賞させて頂きました!

しかしなにかが物足らないんですよね~。

その対象は三部作である「 射雕英雄伝 」「 神雕侠侶 」と比較してのことなのですが、張無忌は郭靖や楊過に比べてエネルギーの出し方が足りないような気がしましたね。

演じた役者さんのせいなのか、はたまた、郭靖や楊過のように一人の女性に愛情を注ぎながらストーリーが進行していく作品ではなかったからなのか?

場面ごとではしっかり楽しめるところも多々あるのですが。

それとも、鑑賞のやり方ですかね~。

「 射雕英雄伝 」「 神雕侠侶 」の時はほぼ一気に観ましたが、「 倚天屠龍記 」の場合はレンタルリリースの度になりますので4ヶ月の期間での鑑賞。

これが一番大きな原因かもしれませんね~。(笑)

やはり続けて観ないと集中できないし脳裏に巡りめぐってこないものがあるのでしょう。

今度は一気に鑑賞してみたいと思います。たぶん違う印象を受けるでしょう!

 

敵対する武芸の達人

絶対的な強敵が存在しない!


「 射雕英雄伝 」では欧陽鋒(おうよう・ほう)が、そして「 神雕侠侶 」では金輪国師(きんりんこくし)に絶対的な強敵であり存在感だった。

特に「 神雕侠侶 」でのフィナーレでの金輪国師率いる蒙古軍との戦闘シーンと金輪国師と対峙するシーンは迫力満点!

「 倚天屠龍記 」においては張無忌が戦う相手は自分が身を置いているあるいは置いていた邪教や正派の各門派たちなのだから。

その中で一番迫力ある武功対決シーンは張無忌が周芷若と組んで戦う相手、渡厄・渡劫・渡難(少林寺の座禅僧)だと思う。

この戦いは相手の技を破り謝遜の救出を果たすという目的なのだが、この三僧が悪人でないので勝負がついたらお互いが称えあう感じでした。

このドラマでの一番の悪人は成崑でしょうね~。ずる賢くせこいやり方で悪事を働いた男。

そして、陳友諒も許せないですね。成崑の弟子になりいっしょに悪行に走り明教を切り崩しにかかっている。

第一弾では丐幇で陳友諒は八袋長老の座にある紹介していますが、実は、悪行を働くために潜入したスパイだったわけですね。

ということで、ここで丐幇の主要人物を紹介しますと、史紅石(幇主)・伝功長老・執法長老・鉢のおかしら・棒のおかしら。 (写真がないのが残念)

あっ、もう一つ敵がいましたね!朝廷(蒙古軍)たち。

彼らの場合、超敏(ちょう・びん)蒙古名ミンミンテムールは蒙古軍率いる王の娘なので!

私から一つダメ出しするならば、張無忌が謝遜や両親である張翠山、殷素素と冰火島で過ごす場面です。

あまりにも武侠ドラマにふさわしくない、まるでディズニーのシーンみたいなタッチで描かれてましたからね。

しかも、ここでのシーンは少々長めに感じましたね~。

話数から考えての時間配分でいくともう少し抑えてほしかった気がします。


注目のアジアドラマ続々登場!

2011年01月10日 23時53分45秒 | 中国歴史ドラマ

THE MYTH 神話(ドラマ版)

フーゴー[胡歌] 主演で蘇るこのドラマはジャッキー・チェンが総合プロデュースして武侠の世界を描く!

ご存知の方も多いと思いますが、 ジャッキー・チェン主演の初の武侠映画「THE MYTH神話」のTVドラマ版ですね。

現代から秦の始皇帝の時代へとタイムスリップしたヒーローがその時代の英雄である劉邦や項羽、そして始皇帝と出会い歴史の惨劇に遭遇していく。

現代にいる親兄弟や恋人の元に戻れるのか、そしてタイムスリップしたヒーロー(イー・シャオチュアン)の出現によって歴史は変わるのか!

現代と秦の始皇帝の時代の両方の描写を交えながらストーリーは進行していく。

私は5話まで観ていますがなかなか面白く仕上がっていると思いますね。

笑えるところもありますが、決してコメディ的な仕上がりではないし、しっかりとアクションも披露してくれています。

現代用語やケイタイをその時代へ持ち込み不思議がられたり、現代の知識を活用して立ちはだかる困難に立ち向かう姿もうまく溶け込んでいます。

皆さん、いかがでしょうか?

   

 


 

楊家将伝記 ~兄弟たちの乱世~ (原題 少年楊家将)

  (全 43話 14巻)

 

武侠ドラマの顔ぶれが揃う「楊家将伝記 ~兄弟たちの乱世~」が面白そうだ!

京劇では「三国演義」とともに定番演目となっている「楊家将演義」のTVドラマ版である。

プロデュースしたのは武侠ドラマではお馴染みの”張紀中”です。

武侠ドラマでお馴染みのピーター・ホー、そしてエディ・ポン、チェン・ロン(游剣江湖)、またこの記事で取り上げているフー・ゴー(新射雕英雄伝)たち楊家の兄弟の活躍と悲運を描いている。

楊四郎/仇木易役のピーター・ホーが楊兄弟の中でも中心的な役割をしているようですね!

これはまだ観ていませんが、近いうちに観たいドラマの一つです。

 

     



 

※遅くなりましたが今年も「武侠ドラマはハマル!」をどうぞよろしくお願いします!