修善寺は伊豆の内陸に広がる温泉街です。
桂川沿いに「独鈷の湯」があり、ここが伊豆最古の温泉であるといいます。こんな掲示が出ていました。
「~ 大同2年(807年)に弘法大師がこの地を訪れた時、桂川で病み疲れた父の体を洗う少年を見つけ、その孝心に心を打たれ「川の水では冷たかろう」と、手にした独鈷杵(仏具)で川中の岩を打ち、霊泉を湧出させたと言う。 ~」
解放的な露天風呂ですが、「多くの方に見ていただくため、入浴はお断りしている。」というのが少し残念です。
修禅寺がひらかれたのも同じ807年のことでした。手水舎は水ではなく、「大師の湯」という温泉になっていました。
外湯は、「筥湯」が営業しており、350円でした。天城山登山の帰りに立ち寄ることもできます。大きな檜風呂が気持ちのいい温泉でした。
(写真:2008年4月下旬、2017年4月中旬)