地形図では恵那山の標高は2,191mとなっていますが、そこがどこなのかははっきりしません。本当の最高点を探す楽しみがある山は少ないと思います。 . . . 本文を読む
南アルプスや中央アルプスの、他の山々に比べると標高は低い恵那山ですが、存在感はしっかりしたものがあります。南アルプスの聖岳の頂上からは雲海に浮かぶ恵那山が見えたし、木曽駒ヶ岳から見下ろしたのも覚えています。恵那山の姿は、高い山だけが立派な山ではないということをよく表しています。 . . . 本文を読む
光岳の風景は、南アルプスの他の山とは全然違うものでした。登ったことのある南アルプスの山々を二種類に分けるとするなら、「光岳以外の山」と「光岳」に分けられる、と思うほど違いました。 . . . 本文を読む
山頂は雲が多く、木曽駒ヶ岳も遠方の山々も見ることができませんでしたが、これほど青空の似合う山は他にないと思いました。花崗岩の白色、ハイマツの緑色、空の青色、すべてが鮮やかな山でした。 . . . 本文を読む
一番驚いたのは富士山の姿でした。光岳は、富士山よりもわずかながら南にあります。日本一の高さの山が、夕陽を浴びて赤く染まっています。まだ雪はないようでした。イザルヶ岳の頂上からは、富士山が本当に赤く見えました。 . . . 本文を読む