心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

開聞岳(3) 九州最大の湖から開聞岳を眺める

2017年04月16日 | 中国・四国・九州の山


開聞岳(924m) (つづき)


 らせん状の道をそのまま帰り、海の眺望とジャングルのような森をもう一度楽しみました。2年前に登った時に雪で引き返したのは、この辺りだったかな?と思い当たる場所がありました。


 2年前はこのあたりで引き返したのでした。アイゼンがないと先に進めないと思いました。


 下山してもまだ時間があるので、バスで池田湖まで行ってみました。九州では最大の湖で(日本全体では27番目)、ネス湖のネッシーならぬ”イッシー”が住んでいるのではないかと噂されています。大きな湖はのどかで、円盤のようなものに乗って水面から浮上して遊んでいる人たちもいました。登ったばかりの山を早速別の場所から眺めるのはいいものです。富士山のように完全に左右均等ではなく、頂上のところが少し持ち上がって、力強さのある山だと思いました。


 夕食は流しそうめんを味わいました。指宿は流しそうめんが名物で、ここ唐船峡は流しそうめん発祥の地だそうです。「市営そうめん流し」へ行きました。同じ敷地の下流には「長寿庵」というお店も営業しています。調べたことはありませんが、市営のそうめん流しが存在するのは指宿だけではないでしょうか。夏だけでなく、年中そうめんを食べることができます。
 流しそうめんといえば、傾斜のついた竹をそうめんが流れてくるのを思い浮かべますが、ここではそうではなく、円盤の上をそうめんが時計回りにクルクル回る装置が各テーブルに備えられています。装置もやはりこの地が発祥で、特許もあります。そうめん流しではなく、そうめん回りと言った方がよさそうです。流しと違って回るのはエンドレス。速度はとても速く、どうやって食べるのかな?と思いながらお箸を入れてみると、見事にそうめんがひっかかるのが不思議でした。鱒の塩焼き、鯉のあらいと一緒においしくいただきました。
 食券売り場には「生ビール2杯」のボタンがありましたが、1杯でがまんがまん。

 (登頂:2016年5月上旬)



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