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阿蘇山 烏帽子岳(1,337m) (つづき)
阿蘇山ロープウェイ(2011年12月)
現在(2019年)は運休、再建工事中です。中岳登山の後は、代行バスで下山しました。
最後の阿蘇五岳は烏帽子岳です。
この日は天候が悪くなる予報ですが、午前中に戻って来れれば大丈夫そうでした。
烏帽子岳は草千里ヶ浜の横にそびえ、杵島岳の頂上から眺めると、標高差はそれほどでもないのに独立峰のように立派です。
登山道は最初は草千里ヶ浜の東側を歩き、その後少し登ってあの稜線に取り付きます。
一昨日登ったばかりの杵島岳の眺めもよいし、コンパスで測ったように大きなカーブを描く草千里ヶ浜もいいです。雨水のたまった2つの池(東側の池にはほとんど水が残っていませんでした)の様子や、草千里ヶ浜の東西を画す小さな丘の存在も、ここからだとよく分かります。
烏帽子岳の登山道は、一番高い場所まで行くことはできません。通行止めのロープが張られています。
本当の山頂に立つことができない山は、焼岳や利尻山などいくつかありました。ここ烏帽子岳は、その中で一番惜しい感じのする登山道でした。もうちょっとのところまで来ているからです。
山頂の反対側の斜面は崩れて土があらわになっていました。
帰りは阿蘇火山博物館を見学し、それからバスを乗り継いで筋湯温泉まで出ました。
(登頂:2019年5月上旬)