大岳山(1,267m) (つづき)
昼の12時40分に頂上に着きました。
大岳山に登ったのはこれで3回目です。今日は3回目にして、初めて眺望に恵まれました。いくつもの山並みを従え、富士山が雲の中から真っ白な頂上を示しています。
頂上と平行に、雲の線が伸びています。富士山からは雲海が見えているに違いありません。
近くの山では、御前山がピラミッド型で一番立派でした。御前山から南に向かって、とても長い尾根が伸びています。
大岳山、御前山と三頭山は、あわせて奥多摩三山と呼ばれています。
もう一座の奥多摩三山、三頭山はふんわりした山容で、ここからは頂上が3つに見えませんでした。
同じ道を御岳山ケーブルカーの駅まで下りました。いい雪山歩きができた一日でした。
御岳山では、天然記念物の神代ケヤキが見ものです。
何といっても、ゴツゴツして厳つい幹がすごいです。高さ約30m、幹回りは8.2mもあるとのことでした。
雪が積もって真っ白になっている、大きな茅葺き屋根の建物も目を惹きました。
(登頂:2020年1月中旬)