心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

雪の東京・奥多摩 大岳山(1)

2020年01月21日 | 奥多摩・高尾・陣馬


大岳山(1,267m)


 年が明けても暖冬です。仕事で上越新幹線に乗ると、スキー客が去年よりも全然少ないと感じます。
 それでも、1月18日に関東の山で雪が舞ったと知って、翌日奥多摩に行きました。早く標高の高い場所まで上がりたいと思い、御岳山のケーブルカーを使うことにしました。
 青梅線は、線路沿いには雪がありませんが、車窓から見上げる山々には雪があります。
 御嶽駅(「御岳山」とは字が違います。)からケーブル乗り場(滝本駅)までのバスは満員で、一台では乗り切れずに臨時便が出ました。先に臨時便、後で定期便が発車しました。
 御岳山のケーブルカーは、登り始めに出てくるコンクリート製の橋が、自然と近代がうまく合わさった雰囲気でいいと思います。
 少なかった雪は、終点に近づくにつれて増えてきました。出発地点の滝本駅の標高は407m、終点御岳山駅は831mとなっています。
 ケーブルカーで日本一の急坂は高尾山(31度)にあり、ここ御岳山は高尾山には及びませんが、区間全体を通した勾配の平均は22度で、これは関東一とのことでした。
 中間地点には、スカイツリーと同じ高さであることを示す標識があります。
 

 ケーブルの終点から山頂の武蔵御嶽神社までは、およそ1kmの距離があります。
 歩き始めると間もなく、山頂近くに宿坊が建ち並ぶ風景に出会います。
 奥多摩の中でも好きな景色の一つです。ここは山に開かれた小さな都です。
 神社までの道の途中には青梅市の診療所もあります。毎週火曜日・金曜日の午後2時25分から3時15分までが診療時間とのことでした。



 (登頂:2020年1月中旬) (つづく)



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