今日は、大町の隣町・池田町で開かれた「安曇野たねバンクフォーラム」に参加してきました。
その中で上映されたドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」を観て、強く感銘を受けました。山形県で伝統野菜を残そうと奮闘される、農民、林業者、レストランシェフ、学者の姿を描いた映画です。
在来作物の種を自家採取して、次の世代へ残そうとする老農民の強い想い、焼畑の技術や在来サトイモの種イモ保存の技術を学ぶ若者、在来野菜の本来の味を美味しく調理するシェフ・・なにか、”にんげん”を取り戻す生きざまが描かれているように思いました。
「在来野菜の味を美味しく感じることで、昔の人たちの感性を共有できる」とシェフが語る場面がありましたが、あーそうなんだ!と思いました。
八幡農園でも、まずは、自分たちの作った野菜の種を自家採取するところから始めようと話し合っています。