☆福島原発冷却停止事故に思う~
とりあえず、冷却は再開したようだ。でも、マスコミや政府の関心事は、経済・・経済。原発の危機的状況に無関心、何か、浮かれている・・ようで
私が読んでいる、タンポポ舎からの大切な情報が届いたので、紹介します。
マスコミはもっと、市民の命を守ろうとする専門家の意見を届けてほしいと、いまさらながら、思います。
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原発のエンジニアで、アメリカの原子力委員会にも提言を行っているアーニー・ガンダーセン氏が明かす。 「福島だけでなく東京の汚染が予想以上に深刻に進んでいる、ということが分かっています。昨年、私は東京中心部の土壌のセシウムを測定
しましたが、1キロ平方メートルあたり7000ベクレルが検出されました。これは、アメリカにおける放射性廃棄物の基準値に相当する量です。
つまり、東京中に放射性廃棄物がばらまかれているも同然なのです。(中略)
「2012年11月に日本の沖合のセシウム137の汚染状況を調べたのですが、海底には94テラベクレルが、海水では15テラベクレルが検出されました。
また、2012年末の時点でも、海水は1平方メートルあたり1000ベクレル以上汚染されていて、汚染濃度はまったく低下していません。
これらはチェルノブイリ事故後の汚染よりもはるかに高い数値です。海流の流れによってセシウムはより広域に広がっているので、太平洋の汚染が進ん
でいる。現時点で18パーセント以上の魚が制限値以上の数値を検出している。なぜ日本の人々がこのことに鈍感でいられるのかが分からない」
(以下 略)