☆アルプス 八幡農園 ☆農薬や化学肥料を使わない野菜作り農家です(^-^)宅配を広げてま~~す

なによりも体と健康にとって安全、安心な野菜!心から美味しい!と感じていただける野菜作りに励んでいます♪

福島原発冷却停止事故に思う~

2013-03-21 22:59:45 | 日記


☆福島原発冷却停止事故に思う~

とりあえず、冷却は再開したようだ。でも、マスコミや政府の関心事は、経済・・経済。原発の危機的状況に無関心、何か、浮かれている・・ようで
私が読んでいる、タンポポ舎からの大切な情報が届いたので、紹介します。
マスコミはもっと、市民の命を守ろうとする専門家の意見を届けてほしいと、いまさらながら、思います。
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原発のエンジニアで、アメリカの原子力委員会にも提言を行っているアーニー・ガンダーセン氏が明かす。  「福島だけでなく東京の汚染が予想以上に深刻に進んでいる、ということが分かっています。昨年、私は東京中心部の土壌のセシウムを測定
しましたが、1キロ平方メートルあたり7000ベクレルが検出されました。これは、アメリカにおける放射性廃棄物の基準値に相当する量です。
つまり、東京中に放射性廃棄物がばらまかれているも同然なのです。(中略)
 「2012年11月に日本の沖合のセシウム137の汚染状況を調べたのですが、海底には94テラベクレルが、海水では15テラベクレルが検出されました。
また、2012年末の時点でも、海水は1平方メートルあたり1000ベクレル以上汚染されていて、汚染濃度はまったく低下していません。
これらはチェルノブイリ事故後の汚染よりもはるかに高い数値です。海流の流れによってセシウムはより広域に広がっているので、太平洋の汚染が進ん
でいる。現時点で18パーセント以上の魚が制限値以上の数値を検出している。なぜ日本の人々がこのことに鈍感でいられるのかが分からない」
(以下 略)

福寿草

2013-03-20 22:31:44 | 日記

あいかわらず、今日も 昼から 強風が吹いてます、この日記を書いている今も(22:30)、かなり強い風15m越え?が吹いています 

しかし 間違いなく 春の足音が聞こえてきます**突風でかき消されそうですが(笑)

写真は、我が家の庭に一週間ほど前から咲きだした 福寿草です。

春を告げる花の代表なんですね。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つらしいのですよ。福寿草という名もまた新春を祝う意味があるそうです。ちなみに、花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福だそうです。

零下15℃を越える寒さや雪に耐えて、しっかり、根を下ろし花を咲かせた 福寿草・・・頑張らねば!!


突風の爪痕

2013-03-19 21:10:01 | 日記

昨日、一日中吹き荒れた突風は、新聞では瞬間風速18mほどと報じられましたが、実際は20mを越えていました 

今日は、朝から夕方まで 息子たちはハウスの補修、補強に追われました。オヤジとおっかあ は、倒れた物置小屋を起こし、ハウスバンドをらせん杭に

くくりつけ、倒れないように補強しました。

雪かきは、無駄な時間とはいえ、体力づくりに良いというおまけがつきますが、建物の補修は、ほんとうに、消耗します 


強風吹き荒れました!

2013-03-18 21:50:54 | 日記

今日は、朝から突風が一日中 吹き荒れました 先週も 突風が吹く日が多かったのですが、今日は、朝から夕方まで 途切れることなく吹きまくっていました。

我が家は全員、ハウスや薪小屋、物置小屋などが大丈夫か?ハラハラしながら外を見つめたり、巡回したりしていました。

しかし、遂に 物置小屋が倒れてしまいました ハウスは何とか耐えましたが、かなり、傷みました。

明日は、朝から ハウスの補強工事をする予定です。

写真は、育苗準備が整った ハウスの中です、もうすぐ、育苗作業に入ります 

 


キジがやってきた!

2013-03-17 22:00:22 | 日記

この鳥、わかりますか?キジです。16日の夕方、家の前の田んぼで”お食事”散歩にやってきました 

私達の住む地域では、最近、よく見るので、珍しいことではないのですが、いざ、写真に収めようとすると、サッと飛んでいきます。

このスナップは、息子のナイスショット作品です 

ちなみに、キジの学名=versicolorは、ラテン語で「色変わりの」を意味するそうです。日本の古語では「雉子(きぎす)」といいます 


育苗準備

2013-03-11 21:00:43 | 日記

今日の大町は、最高気温1℃、最低気温は零下6℃。天気は良く、北アルプスの山々も春よ来い!と叫んでいるようでした。

写真は、本格的に育苗の準備に入った、ハウスでの作業風景です。息子達が、休憩も忘れて?頭を悩ませながら、作業していました。


よみがえりのレシピ

2013-03-09 22:39:06 | 日記

今日は、大町の隣町・池田町で開かれた「安曇野たねバンクフォーラム」に参加してきました。

その中で上映されたドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」を観て、強く感銘を受けました。山形県で伝統野菜を残そうと奮闘される、農民、林業者、レストランシェフ、学者の姿を描いた映画です。

在来作物の種を自家採取して、次の世代へ残そうとする老農民の強い想い、焼畑の技術や在来サトイモの種イモ保存の技術を学ぶ若者、在来野菜の本来の味を美味しく調理するシェフ・・なにか、”にんげん”を取り戻す生きざまが描かれているように思いました。

「在来野菜の味を美味しく感じることで、昔の人たちの感性を共有できる」とシェフが語る場面がありましたが、あーそうなんだ!と思いました。

八幡農園でも、まずは、自分たちの作った野菜の種を自家採取するところから始めようと話し合っています。


フクシマ~3.11を前に~(3)

2013-03-07 21:43:17 | 日記

  

 ♪♪♪ 雪の下から ふきのとう が、こんにちわ! と姿を現しました♪♪♪

昨秋、「会」のBさんに私の農園作物の放射能測定をお願いしました。なす、カラーピーマン、ズッキーニ、ししとう、オクラ、しかく豆、モロッコインゲン、バジル、トマト、水道水、雨水、栗、エンサイ、水道水、貯水雨水・・・すべて、放射能は検出されませんでした。

そこで、Bさんから提案がありました。福島には、頻繁には行けないし、安全な野菜が欲しいという 御家族の声も強いので 八幡農園の野菜を送ることが、少しでも、励みになるのではないか、と言う事でした。

私は、喜んで送らせていただくと、快諾しました。以降、本当に、ささやかな事ですが、福島の方々に、野菜を送らせていただいています。

受け取っていただいた方から、「3.11前までは、バジルを庭で育てていたんですよ。さっそく、バジルを使ってピザを子どもたちに作りました。子どもたちは大喜びでした」などの感想をいただいています。私も、もちろん嬉しいですが、原発事故が、生活の深いところにまで傷跡を残しているように思えて、胸にくるものがありました。

生活に寄り添っていく活動は、友人の力も借りてですが、続けていきたいと思っています。フクシマと繋がっていくために・・・


フクシマ~3.11を前に~(2)

2013-03-06 21:47:25 | 日記

私は、3.11の直後 友人たちがつくった【放射線被曝を許さない会】に参加しています。

原発を廃炉にすることや再稼働をさせない為には、市民の声を国会や電力会社、行政に 直接届ける行動が必要だと思います。しかし、農作業や日々の雑事に追われて、私は 行動には参加できないでいました。

「会」の友人たちも、放射能被害を受けている福島の人々に 継続的に 何か役立つことはないか、と考えていました。

とにかく 現地に行かなければ何も始まらないということで 3名の友人が、汚染の強い地域の放射線を測定するために 現地に入りました。そこで、わかったことは、国の発表のでたらめさと住民の方々が自分の居住圏で どのくらいの放射線汚染があるのか、知りたいと言う 強い声でした。

その声に応えようと始まったのが、放射線測定器の無料貸し出し活動でした。福島の様々な地域で暮らす方々が、まず、自分の住む土地の汚染レベルを知る、そのことが、全ての出発点ということで この活動は受け止められました。現在までに、測定器は30台、35名の方々が活用されています。

「会」の友人たちが福島のご家庭に訪問、交流する中で、行動できなかった私が、やっと、お役にたてる活動が生まれてきました。次回 報告します。


フクシマ~3.11を前に~(1)

2013-03-04 22:57:17 | 日記

2013/3月4日の北アルプス                                                                   

福島原発事故から まもなく2年。写真は、今日の我が家から見た北アルプスです。鹿島槍、爺が岳、五竜岳・・

春を思わせる青空をバックにホントに綺麗です。福島で生活する方々も、きっと同じような美しい景色の中で暮されていると思います。しかし、福島で、この美しい景色を、晴れ晴れとした気持ちで見ることが出来る人は何人いるのでしょうか。

放射能という見えない汚染が、多くの福島の人々のこころに、様々な不安を植え付けたままなのではないのでしょうか。

原子爆弾が人類と共存できないのと同様に原発も人類と共存できない、と多くの人々は思っています。ひとたび、爆発、暴走すると人類そのものを滅亡に導く、と言うのは、誰も否定できない“真実”だと思います。

しかし、そこまで考えなくても・・・と思っている間に、また、スリーマイルのような事故は日本には起らない、

チェルノブイリのような事故は日本では起こらない・・・と思っている間に、福島原発は爆発、メルトダウンしました。

人間は、原発を、その核廃棄物も含めて管理できません。そのような技術は今も、将来も持ち合わすことが出来ないと思います。

今、国も行政もマスコミも御用学者も“放射能汚染という事実、”健康被害と言う事実“をとにかく、隠そう隠そうとやっきになっている感があります。【臭いものにはふたをしろ】を地で行っている、ように思います。

普段の生活の中で、大新聞やテレビ、週刊誌を見ていても、その、国や行政の姿はわかりようがありません。

放射能被曝の事実一つとっても、被災者の立場から報道されないのですから。

隠そうとする人たち、つまり、原発を擁護する人たちは、言います。

「そうした事実をオープンにすれば、風評被害が広がる」「福島県人が差別される」。しかし、このやり方こそ差別を認めるやり方ではないか、と私は思います。どの地域がどのくらい汚染されているのか、被曝された人々の健康被害はどうなのか、どのような、医療的な支援が必要なのか、などの真実を継続的に明らかにし、私たち国民全体が受け止めることこそ“絆”を結ぶ、第一歩ではないか、と思います。

私も、フクシマの方々とどうつながっていくのか、自問してきました。続けて、語っていきたいと思います