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平安時代の十二ひとえを想わせるような雅な赤が染め上がった。
コチニールでも美しい濃い赤が染められるけれど
茜染めという響きは、日本人にとってはいにしえの時を遡るような気がして
なぜか付加価値があるような気がしてしまう。
これが文化というものか・・
でも実際コチニールより茜染めの方が、温度や酸アルカリの具合で色相が変わりやすく
でも実際コチニールより茜染めの方が、温度や酸アルカリの具合で色相が変わりやすく
いい色を出すのが難しい。
色々失敗もしたけれど、今回初めて納得のいく赤が染め上がった。
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使ったのは、インド茜。
また田中直さんにお世話になる。
500g全部使用。6回煮出す。
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今回は10年ぶりぐらいに原毛を染めた。
ここ何年も糸染めばかりしていたので、紡いで糸にするのがとても楽しみ。
ちなみにこの原毛は、珍しい国産の原毛。
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これはベビーアルパカ100%の糸。
肌触り、滑らかさも失われずに染められた。
いつもは最終の温度がちょっと高すぎるんだなと反省!
料理していても生焼けが怖くて、ハンバーグとかつい焼きすぎてしまう・・・
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煮出しに使った袋がこんな綺麗な色に染まった。
今度は染材を少なくして、オレンジを染めてみようか・・
夕焼けのような、茜色が染まったらいいな〜
綺麗な夕焼け空を見ると
料理していても生焼けが怖くて、ハンバーグとかつい焼きすぎてしまう・・・
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煮出しに使った袋がこんな綺麗な色に染まった。
今度は染材を少なくして、オレンジを染めてみようか・・
夕焼けのような、茜色が染まったらいいな〜
綺麗な夕焼け空を見ると
あんなセーター作りたいな・・といつも思うのであった。
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6回に出しても、まだ色が出そうなチップです。
前回のログウッドとはチップの形が全然違う!(下に見えてるのがログウッド)
やっぱり、隅々までその植物の個性が現れているんですね。
やっぱり、隅々までその植物の個性が現れているんですね。
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