ずいぶん久しぶりにパンをこねた。
以前に、ごはんを炊くように、日常にパンを焼いていた頃があったんだけど
ここんとこ、とんとご無沙汰。
パン生地の、あかちゃんみたいな、ぬくもりと柔らかさ
なつかしい~
最近はパン焼き機もあるけど、これを手でやらないのはもったいないよ。
動機はこの所の小麦高騰もあるけどね。
先日映画にもなった「博士の愛した数式」の原作を読んだら、
映画には無いシーンなんだけど、お手伝いさんが
博士と息子と3人で、パーティの準備をする所で
お手伝いさんの幸せな気持ちの象徴を、パンを焼く匂いで描写していたんですよ。
それでなんか思い出してしまって。
そういえば、この前お料理研究家の人が
「幸せな人じゃないと、パンは焼かないでしょ」
なんていってたな~。
改めて考える。私って、今幸せなの?
寝る所も食べる物もあって、愛する人達がいて
やっぱり幸せか!
少なくとも、銃弾や余震に脅かされることもなく
アフリカの母のように、子どもに食べさせる食料が無い訳じゃない。
そうか、すご~~~~く、幸せなんだ。
今・・