移植への意志を伝えた時点で、
その場にいた移植コーディネーターさんを紹介されました。
昨年紹介された方とは別の人でした。
診察室を出て別室へ移動、
移植コーディネーターさん(以下HCTCさん)と改めて話をしました。
先ず、移植の意志の再確認です。
「本当に移植する意思はありますか?」
「いざ移植を始めるとあまりの辛さに後悔する人もいますが、
途中で中止は・・・・・」
私「いろいろな方の体験談のブログを読んだり、
ネットで調べたり、
移植に関する市民講座やフォーラムで何人かの医師や体験者の話を聞いて、
相当過酷なものだと感じてはいる。
実際に受ければその想像以上の苦しみがあるかもしれない。
が、まだ数年生きるという可能性に賭けるなら
移植は避けて通れない。
逆に寿命を縮めることになるかもしれないけど、
移植の方向で準備をお願いします。」
それでは、
と HCTCさんは10枚以上あろうかと思われる書類を出して
骨髄バンク登録の説明をしてくれました。
話の内容は重いことばかりだけど、
HCTCさんはとても優しく細やかに話をしてくれます。
現在何人の患者のコーディネイトをしているのかわからないけど、
一人一人にこれほど丁寧に相手を思いやりながら話をするって、
大変な職業だなあと感じました。
話が終わった後、
「わからないこと、聞きたいことがあればいつでも電話くださいね。」
と言ってくれて、
この人だったら何でも頼れそう! 何でも話せそう!
と安堵。
どこの病院で、どの医師に診てもらうかで寿命が左右される病気 MDS。
私の寿命がどういう方向に向かうかわからないけれど、
現在の主治医先生とHCTCさん、それに骨髄穿刺に立ち会ってくれた看護師さん、
みんなきちんと患者の話に耳を傾けてくれたので、
とりあえず、
私の寿命はこの人たちに託すことにしよう。
これからもよろしくお願いします。