骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

ほぼ寝たきり

2020年01月12日 | 日記
数種類の点滴と数種類の服薬で、体はすっかり薬浸け。このまま死んでも腐らないのでは?と思うくらいに薬浸け。
当然、副作用に打ちのめされています。発熱、ムカつき!嘔吐、クラクラ、目を開けるのもしんどい。

移植中に自分でブログが書けるひとは、比較的副作用が軽くて元気な人。
そんな元気は無い人の方が多いですよ、と医師に言われたことがある。

今、それを身をもって感じている。

頑張らない。

2020年01月10日 | 日記
1月のある日、移植に向けて入院しました。
毎日毎日、服薬、点滴、書類の説明や同意書、二時間毎のうがい、利尿剤による頻回なトイレ、他の科の受診、リハビリ、検査。
忙しい‼️

ベッドを降りる度に点滴に繋がるコードを二本から三本、抜き差ししなくてはならない。
スリッパ禁止なので、いちいち靴を履かなければならないのもストレス。
服の着脱も自由に出来ない。

夜はほとんど眠れない。
ステロイドによる覚醒らしい。
 
おまけに吐き気が。
しんどい。
動きたくない。
でも筋肉量を落とすと寝たきりになる。

まだまだ序の口なんだけど、
高齢者扱いで抗がん剤も弱めているようだけど、それでも…

やっぱりしんどい。

頑張る❗ではなく、

耐えるのみ。



虎の門病院での移植の取り組み方(つばさNewsletterひろば)より

2020年01月08日 | 日記

NPO法人血液情報広場つばさのNewsletter 2019年12月号を送って頂きました。

 

その中で「最前線の医師を訪ねる」のコーナーに

虎の門病院副院長 谷口修一先生のお話がでています。

講演内容やインタビューをまとめたものです。

 

移植の選択とタイミング、方法など。

MDSや白血病で治療を模索中の方は一読の価値ありかも。

 

逆にますます迷うかもしれませんが

 

特に臍帯血移植については研究、経験を重ねているようです。

95%の人は臍帯血移植が可能な時代になっているとか。

臍帯血移植が可能であれば、

ぎりぎりまで移植を延ばせるというありがたい話。

残念ながら、私はできない方の5%に入っていますが・・・・・。

 

私が下手に述べると間違いがあるといけないので、

興味のある方はホームページのPDFをダウンロードして読んでみてください。

 12ページあります。⇊

http://tsubasa-npo.org/

 

昨年の虎の門病院におけるつばさのセミナーに参加した方は

情報が重複するかもしれませんが。

 


頑張れ!! 京大生 山口雄也さん 

2020年01月04日 | 日記

今、山口雄也さんのツイッターを見ました。

3日前の記事ですが、

白血病の再発で3度目の移植が決まったそうです。

 

昨年、

NHKの「ひとモノガタリ」という番組で紹介された方です。

最初は京大で移植、

その後兵庫医大でハプロでの再移植、そして退院。

最初に罹患した別のがん治療のあと、

「がんになってよかった」とブログで発信し、話題になりました。

しかしその後、白血病を発症し二度移植を行っています。

 

以前、

「つばさ」のフォーラムで兵庫医大のハプロ移植についての講演を聞き、関心を持っていたので、

兵庫医大にてハプロ移植を受けた山口さんのその後が気になり、

ときどきブログやツイッターを見て応援していました。

 

白血病は、骨髄異形成症候群(MDS)に比べて生存率が高いので、

ましてや若い人は体力もあり、

移植は成功率が高いと思っていましたが、

白血病もいろいろなタイプがあって

色々な面で個人差が大きい点はMDSと変わらないのですね。

 

MDSも白血病もリンパ腫も

血液がんが笑って治せる時代が早く来るといいのにね。

 

頑張れ、山口さん

今度こそ白血病細胞が消えますように。

 

 

 


鉄キレート剤

2020年01月04日 | 日記

輸血の回を重ねるうちに、鉄分が過剰に体内に蓄積してくる。

人間の体は鉄分を必要とするが、

過剰な鉄分を体外へ排出するしくみがない。

放置すると内臓に不具合が発症する。

 

血液検査でフェリチンという値が増えてくると、

鉄分を排出するために鉄キレート剤という薬剤を服用することにことになる。

 

この薬の服用を始めたのは検査入院中だったため、

支払いは入院費に含まれており薬価は気にしていなかった。

 

退院後、最初の外来で6日分の処方をもらった。

一日一包、計6包。

外来なので今回は処方箋薬局で購入。

 

エッ

一桁違う? みたいな金額が

6日分6包で一万円超え

健康保険で3割負担でこの価格。

 

輸血一回一万円余り。

鉄分排除にまた万単位の支払い。

 

大量生産して薬価を下げる方法はないものか?

 

 

 


お正月返上

2020年01月02日 | 日記

移植のための入院を前に、

正月返上で二人分の入院準備と家の片づけに追われている。

同種造血幹細胞移植と前立腺手術では

準備するものが違っているので

それぞれの指示書を見ながら揃えていく。

 

特に移植に関しては無菌室への持ち込み品の制約が多い。

割り箸、スプーン、フォーク、綿棒などは個包装されたもの。

コップも洗い使いは禁止のため、都度、紙コップを使い捨てる。

メモ用紙などの紙類もできるだけ新品を揃え、

古いものは持ち込まない。

飲食物、歯磨き、保湿剤、部屋履き、廊下履きなど

全てに条件が付く。

ちょっとした引っ越しかと思うくらい

荷物が増えていく。

 

誰かのブログにあったっけ。

この病気は貧乏人はかかってはいけない、と。

 

実感

生存の可能性だけを秤にかけて移植を選択したけど、

輸血、薬剤、入院用品、交通費、

予想より遥かに経費がかかる。

 

移植の選択を問う前に、

病院から経費の説明もあってもよいのではないか。

もちろん長期生存方法を第一優先に考えるべきであるが、

年金暮らしにはお金の準備も考慮する時間が必要。

 

我が家で唯一お正月の雰囲気を醸しているのは

テレビの箱根駅伝中継。

毎年、宮ノ下付近?で骨髄バンクの幟旗が映りますね。

バンクの関係者かボランティアの方でしょうか?

 

箱根の山の急こう配を駆け上る選手たち。

凄い!!  うらやましい!!

この人たちのヘモグロビンの数値はどのくらい