検査結果を聞いた後、
他院での予防接種の進行状況の報告とコロナの予防接種について
主治医と話した。
「効くかどうかわからないけど、受けないよりは受けた方がいいというのがA先生の意見なんですけど、受けるかどうかはその時になってこちらの先生(主治医)に相談してからの方がいいですよね?」 と聞いたら
そうなんですけど、ワクチンが接種できる時期についてはいろいろ言われているけど、
本当にもうすぐ始まるのかもはっきりしていなくて何とも言える状況ではないので、
またその時になって考えましょう。
と言った後で・・・・・
「実は・・・・・僕・・・・・ 大学に帰ることになりまして。
まだ通達が来て間もないので、バタバタで詳細は決まってないのですが、ここの外来は2月で終えると思います。
この病院に来てけっこう長いのですが、実は大学からの派遣みたいな形で・・・・・」
「それで、2月の外来はこちらで見させてもらいますが、その次からをどうするか。
これまでずっと薬の調整など診させてもらっているので、大学病院の方で続けて診させて頂くこともできるし、他の先生に引き継いでこのままこの病院へ通院するかを選んで頂かなくてはならないのですが。」
「公立の病院だからいつかはそういう時が来るかもと思ってはいましたが
ずっと先生に診てもらってここまで元気になっているから、これからもお願いしたいけど・・・・・
ここは通院などの利便性が良いのと看護師さん他、人がみんな優しくてその人たちに支えられたから頑張れたというのがあるから、その人たちとも離れがたいので・・・」
「ですよね。今直ぐでなくてよいので、次回の外来までに決めてください。もし転院なら書類を作成しなければいけないし、こちらへ残るなら引継ぎをしなければならないので。」
初めてこの病院に来た時、病気や治療に関する話の内容はネガティブなことが多く、
決して先行きが明るいものではということを改めて突き付けられた感じだったけど、
主治医も看護師さんも丁寧に話をしてくれて、質問にも一つ一つきちんと答えてくれたので、
この先、全てをこの先生とこの病院に委ねようと決めてセカンドオピニオンも受けず、
この先生の指導だけでここまでやって来たのだから、こらからもお願いしたい。
ただ、大学病院へ通院となれば距離的に少し遠くなる。
もし入院でもしたら家族が来るにも今までよりも遠くなる。
現在の病院では
昨年の移植入院中、全ての医療スタッフが細やかに気を使ってくれて、
不安なく、不満なく過ごすことができた。
病院の設備も良くクリーンルームが全て個室なので周りへの気遣いがいらない。
院内のコンビニが24時間営業なので、コロナ禍でも外来患者がいない時間に買い物ができる。
せっかく慣れた病院、離れるのは寂しいような。
もしこの病院へ残るなら
入院中に主治医とペアを組んでいたB先生に引き継がれるらしい。
移植の日、小雨の中、他県の病院からドナーさんの末梢血幹細胞を運んで来てくれた先生。
点滴のためのチューブ挿入の施術や骨髄穿刺もしてもらった。
いつも優しい。
B先生に不満はない。
でも、
この3年余り、細かく診続けてもらい、
いろいろ相談したり質問したり、
ずっとコミュニケーションをとり続けて頂いた主治医からは離れ難い。
体のことを一番に考えるなら
これからも現在の主治医にお任せするのが最善と思えるので
転院の方向で検討中。