桜満開、ああそういえば...

　今日はいい天気。
　春風に誘われて近所の桜の見所へ足を伸ばした。
　やはり満開

　満開の桜並木の中をそぞろ歩き...
　頭上を覆う満開の桜を見上げれば
　自然と顔はほころび、ココロはウキウキ.

　「ああッ、辛口の美味い日本酒を飲みながら
　　うららかなこの日だまりの中で溺れたい～ッ」

　もう何年前だろう？
　新宿御苑前のオフィスで働いていた時　　
　「御苑の満開の桜を見ながら昼食をしようよッ」と誰かが声を掛け
　スタッフ(パートの人・派遣の人含め計9名)で春とはいえ
　まだ寒さの残る昼に盛り上がったことがある。

　伊勢丹の地下でちょっと贅沢な正花堂弁当や総菜を調達し
　秋田出身の(五月人形の金太郎のような立派なカラダで色白の)女の子(Ｋ子)が（山廃仕込みで知られる）「飛良泉」という辛口の美酒を隠し持ち
　カラダを暖めようと皆に振舞酒をしてくれた。
　（単にＫ子自身が飲みたかったらしく、我々はカモフラージュ。
　「何で日本酒<一升瓶>があるんだよ～」と私。
　どうやら事前に女の子たち同士で花見のことを計画していたらしい。
　「せっかくのお昼だから花見にはお酒はつきものですヨ～！秋田じゃ飲めない男はもてません！アマル先輩さッ、グッといきましょう」とか調子のいいことＫ子は云ってたぁ。
　
　あの豪傑、結婚したのかなぁ？というより「できたのかなぁ？」

　あの日はみなほろ酔い気分で昼休みをとっくに過ぎて帰還したねぇ
（上司に大目玉くらったぁ。　でもみんな酔っぱらってたから何説教たれてんのか聞いてなかった。
　神妙に聞いたフリしてた。もうみんなラテン系）
　午後のオフィス内は酒臭さがただよってたなぁ。
　
　
　またやりたいな