26の秋、某企業に勤めていた私は
上司とともに世界見本市視察のためにフランクフルトへ出張した。
(ドイツの話もいろいろありすぎて何から話していいかわからない。
各都市にある娼婦の館や秘密クラブから貴族・伯爵家訪問のお上品な世界まで、
「ホモ&ゲイ」さんもドイツ全人口の2%だったかな多くいらっしゃって、
韓国のHGとはまた違った貞操の危機話がある...あああッ 思い出しちゃったヨ!)
今日の話も随分昔の話 (今のフランクフルトとは様変わりしているところはあるだろう)
常用していた航空会社はエールフランス
東京から一旦パリに入った後、ルフトハンザ航空でフランクフルトへ向かった。
フランス人のスチュワーデス(今じゃキャビンアテンダントというが)とドイツ人のスチュワーデス。
欧州ではお隣の国なのに何であんなに人種が違うのか初めて機内で長時間ステュワーデスたちを眺めていて思った。
(厳密に言えば、純粋な仏民族など存在しない。少数民族を多く抱えた多民族国家が仏といえる。ドイツの場合はゲルマン種が多いので「あんたはドイツだな(オーストリアやスイスにもゲルマン系は多いね)」とわかる人が結構多いけど。初めて欧州で仕事をした時にはよくわからなかった)
色づかい・洋服や化粧も華やかさがあるフランスに対して、地味で質実剛健・化粧も服装も派手さはないが知性的でクールな感がある(一般的にドイツのファッションはダサめ......ドイツの方ゴメン)。
(ケルト系とゲルマン系の違いは世界史で勉強したが、目の当たりにすると実に違うものだと実感)
ただ、欧米のステュワーデスは日本と違って。総じて高齢(中年といっておこう)者が多い。日本のスチュワーデスたちも結婚などで退職後、ママさんスチュワーデスとなって復帰する人たちが最近では当たり前になったが、欧米では数十年前からそんなおばさんステュワーデスは多かった。このときも「おばさん(が多い)」と「おねえさん(は少ない)」と「お兄さん(ステュワード)」が入り交じっていた。
同行の上司(当時50歳)はクリスチャンネームをもつ日本人。
学生時代イギリスに留学していたおぼっちゃま中年である。
(以後、彼を 彼のクリスチャンネームをとってW氏と呼ぼう)
W氏と私はパリからのフライトが遅れ10:00PM過ぎにホテルに到着した。
(見本市が開催されると、見本市へのアクセスのいいホテルは一気に宿泊の値が上がるので、フランクフルト市内から少々離れたホテルに滞在することとなった)
明日は朝から見本市視察ということで
ロビーのカフェで簡単な打ち合わせの後
雑談をしていた。
するとW氏が、
長旅の疲れを吹っ飛ばす
私のエロ魂に火をつけることばを発した。
「アマル君なんか若いから、
本当はドイツのおねえさんたちと
遊んでくると楽しいだろうけどね!」
「えええッー なんですってえーッ
何の話ですか?(急に目が覚め、耳がダンボ状態)」
「んッ?
いや町中には日本にはない娼婦の館もあるんだよ!」
「エえエえエえーッ 勝負の館」
「イヤッ違う違う。娼婦。娼婦の館。
オネーチャンたちがいっぱいいるところだよ」
(聞こえてたよ!ワザと言ったんだよ。 聞き漏らさないぜ!そんなおいしい話 <心の声>)
「えええーッ、そんなとこあるんですか?」
「あるよ!」
「どっドど.どこにあるとです?(ヒロシ風に聞いてた記憶あり)」
「駅前の近くにあるよ!」
「ここから遠いんですか?」
(急に鼻息が荒くなった私をW氏は見て)
「何?行くつもり?」
「やめなッ 、明日は仕事だろ。自重、自重!
いずれ時間がとれたら行ったらいいよッ。
ハッハッハッハッ(笑)若いなあッ!」
(そりゃぁ若いサ!そんな話聞いたらギンギンで眠れないぜ!)
「そうですねぇ。またの機会にしますッ!」
とW氏の前では平然を装い応えたが
その時点で体中の血が カッかカッかと騒ぎ
頭の中は「娼婦の館」のことでいっぱいだった。
W氏とエレベーターに乗り、それぞれの部屋の前で
「それでは明朝は7:30ロビー集合ということで
お疲れ様でした。お休みなさいッ!」
といい それぞれの部屋へ入った。
部屋へ入るなり 重いスーツケースを放り投げ
「またの機会なんかとんでもねーッ!
眠ってる場合じゃねーゾ、
タクシーブッ飛ばして戦闘開始だ!」
(時計を見ると11:00PM近く。何だまだイレブンPMじゃねーか。
中年のお父さんたちなら「11PM」知ってますよね。サバダバ・サバダバァー。お世話になりました)
1階ロビーに降りて
コンシェルジェを捕まえ、駅前の遊び場所(歓楽街)を聞き出した。
(さすがに娼婦の館はどこだとはこっぱずかしくて聞けなかった。若かったね。
「娼婦」という英語も知らなかったし...)
ただ、「危ないところだから。夜は危険ですよッ!
十分気をつけてください!」と忠告された。
危ない
「オレの方が危ないぜ!」
と当時は腕っ節に自信があったので
(その過信が徒となることもあるが 今より若いときの話)
(元々、硬派な私 「ケンカと火事は江戸の花」、
火事・ヤジ馬は人の迷惑になるので嫌いだが、
ストリートファイトは好きでね!血が逆流してしまう。
武勇伝は女性陣が怖がるだろうから今日はしないよ。
女性には絶対暴力はふらない男であることだけは明言しておこう)
「危険(danger, dangerous)」という言葉がかえって好奇心をそそった。
(話は違うが、先祖は静岡の任侠の世界<ヤクザ世界>にいたらしい。
その血が流れていることを時々感じることがある<血は争えない>)
そんな変わった肝っ玉(○○タマもあるぞ)をもっている男なので、
”危険地区にある娼婦の館 ”
「いいじゃない いい響きだ
行ってやろうじゃない!」
(勝手ないい分だ。早い話 ただスケベなだけじゃん...)
ホテル前の待ちタクシーに飛び乗り
ドライバーに伝えた
「フランクフルト中央駅へ急いで行ってくれ!」 ダッシュだぁ、ダッシュ!
(つづく)
*画像はフランクフルト中央駅
上司とともに世界見本市視察のためにフランクフルトへ出張した。
(ドイツの話もいろいろありすぎて何から話していいかわからない。
各都市にある娼婦の館や秘密クラブから貴族・伯爵家訪問のお上品な世界まで、
「ホモ&ゲイ」さんもドイツ全人口の2%だったかな多くいらっしゃって、
韓国のHGとはまた違った貞操の危機話がある...あああッ 思い出しちゃったヨ!)
今日の話も随分昔の話 (今のフランクフルトとは様変わりしているところはあるだろう)
常用していた航空会社はエールフランス
東京から一旦パリに入った後、ルフトハンザ航空でフランクフルトへ向かった。
フランス人のスチュワーデス(今じゃキャビンアテンダントというが)とドイツ人のスチュワーデス。
欧州ではお隣の国なのに何であんなに人種が違うのか初めて機内で長時間ステュワーデスたちを眺めていて思った。
(厳密に言えば、純粋な仏民族など存在しない。少数民族を多く抱えた多民族国家が仏といえる。ドイツの場合はゲルマン種が多いので「あんたはドイツだな(オーストリアやスイスにもゲルマン系は多いね)」とわかる人が結構多いけど。初めて欧州で仕事をした時にはよくわからなかった)
色づかい・洋服や化粧も華やかさがあるフランスに対して、地味で質実剛健・化粧も服装も派手さはないが知性的でクールな感がある(一般的にドイツのファッションはダサめ......ドイツの方ゴメン)。
(ケルト系とゲルマン系の違いは世界史で勉強したが、目の当たりにすると実に違うものだと実感)
ただ、欧米のステュワーデスは日本と違って。総じて高齢(中年といっておこう)者が多い。日本のスチュワーデスたちも結婚などで退職後、ママさんスチュワーデスとなって復帰する人たちが最近では当たり前になったが、欧米では数十年前からそんなおばさんステュワーデスは多かった。このときも「おばさん(が多い)」と「おねえさん(は少ない)」と「お兄さん(ステュワード)」が入り交じっていた。
同行の上司(当時50歳)はクリスチャンネームをもつ日本人。
学生時代イギリスに留学していたおぼっちゃま中年である。
(以後、彼を 彼のクリスチャンネームをとってW氏と呼ぼう)
W氏と私はパリからのフライトが遅れ10:00PM過ぎにホテルに到着した。
(見本市が開催されると、見本市へのアクセスのいいホテルは一気に宿泊の値が上がるので、フランクフルト市内から少々離れたホテルに滞在することとなった)
明日は朝から見本市視察ということで
ロビーのカフェで簡単な打ち合わせの後
雑談をしていた。
するとW氏が、
長旅の疲れを吹っ飛ばす
私のエロ魂に火をつけることばを発した。
「アマル君なんか若いから、
本当はドイツのおねえさんたちと
遊んでくると楽しいだろうけどね!」
「えええッー なんですってえーッ
何の話ですか?(急に目が覚め、耳がダンボ状態)」
「んッ?
いや町中には日本にはない娼婦の館もあるんだよ!」
「エえエえエえーッ 勝負の館」
「イヤッ違う違う。娼婦。娼婦の館。
オネーチャンたちがいっぱいいるところだよ」
(聞こえてたよ!ワザと言ったんだよ。 聞き漏らさないぜ!そんなおいしい話 <心の声>)
「えええーッ、そんなとこあるんですか?」
「あるよ!」
「どっドど.どこにあるとです?(ヒロシ風に聞いてた記憶あり)」
「駅前の近くにあるよ!」
「ここから遠いんですか?」
(急に鼻息が荒くなった私をW氏は見て)
「何?行くつもり?」
「やめなッ 、明日は仕事だろ。自重、自重!
いずれ時間がとれたら行ったらいいよッ。
ハッハッハッハッ(笑)若いなあッ!」
(そりゃぁ若いサ!そんな話聞いたらギンギンで眠れないぜ!)
「そうですねぇ。またの機会にしますッ!」
とW氏の前では平然を装い応えたが
その時点で体中の血が カッかカッかと騒ぎ
頭の中は「娼婦の館」のことでいっぱいだった。
W氏とエレベーターに乗り、それぞれの部屋の前で
「それでは明朝は7:30ロビー集合ということで
お疲れ様でした。お休みなさいッ!」
といい それぞれの部屋へ入った。
部屋へ入るなり 重いスーツケースを放り投げ
「またの機会なんかとんでもねーッ!
眠ってる場合じゃねーゾ、
タクシーブッ飛ばして戦闘開始だ!」
(時計を見ると11:00PM近く。何だまだイレブンPMじゃねーか。
中年のお父さんたちなら「11PM」知ってますよね。サバダバ・サバダバァー。お世話になりました)
1階ロビーに降りて
コンシェルジェを捕まえ、駅前の遊び場所(歓楽街)を聞き出した。
(さすがに娼婦の館はどこだとはこっぱずかしくて聞けなかった。若かったね。
「娼婦」という英語も知らなかったし...)
ただ、「危ないところだから。夜は危険ですよッ!
十分気をつけてください!」と忠告された。
危ない
「オレの方が危ないぜ!」
と当時は腕っ節に自信があったので
(その過信が徒となることもあるが 今より若いときの話)
(元々、硬派な私 「ケンカと火事は江戸の花」、
火事・ヤジ馬は人の迷惑になるので嫌いだが、
ストリートファイトは好きでね!血が逆流してしまう。
武勇伝は女性陣が怖がるだろうから今日はしないよ。
女性には絶対暴力はふらない男であることだけは明言しておこう)
「危険(danger, dangerous)」という言葉がかえって好奇心をそそった。
(話は違うが、先祖は静岡の任侠の世界<ヤクザ世界>にいたらしい。
その血が流れていることを時々感じることがある<血は争えない>)
そんな変わった肝っ玉(○○タマもあるぞ)をもっている男なので、
”危険地区にある娼婦の館 ”
「いいじゃない いい響きだ
行ってやろうじゃない!」
(勝手ないい分だ。早い話 ただスケベなだけじゃん...)
ホテル前の待ちタクシーに飛び乗り
ドライバーに伝えた
「フランクフルト中央駅へ急いで行ってくれ!」 ダッシュだぁ、ダッシュ!
(つづく)
*画像はフランクフルト中央駅
使い途がちょっと違うような気がしますけど・・・
まあ、玉は大事にしましょうね。
ウヒヒ、アレ(!)が終わりました。
この解放感。
木でも、天でも、何でも登りたい気分です(じゃあるまいし。)
時間的に余裕ができたので、暫くは文学に心酔しようと思ってます。
それで選んだのが「赤と黒」です。
20代に読んでおけば、今頃「男」で苦労することは無かったろうに・・・
博識なアマル様のご指南よろしくお願いします。
それはよかった。(でッ、できたのかな?)
「赤と黒」って、スタンダールの作品かな?
中学生のときに読んだ記憶がある。
ジュリアンとかいうおにいちゃんの不倫がらみと野望を描いたモノじゃなかったかな?
今も記憶に残っているぐらいだから、いい作品だったと思うよ。
詳しい話は2人きっりでね...
(ああッ、イヤらしい...)
メールしましょう。
では。