ニャロメ~ッ!‟野良・糞尿被害に取り組む”の巻②

2014-09-27 23:44:12 | Weblog
野良猫糞尿被害を防ぐためには
きゃつ(cats)らの習性をよく知った上で対応を図らないと
根本的な解決にはならないということなんですね。

*若い方のために
きゃつら(彼奴ら)…時代劇(古い映画)などで侍が悪党・郎党たちのことを「奴ら(やつら)」でなく「彼奴ら(きゃつら)」と云ったりするんだけど、時代劇好きのアマルには野良猫たちがまさに庭・菜園を荒らす郎党たちなので、catsとキャツを掛けて使いました。
今では知らない人の方が多いでしょうから念のため。


野良猫たちの習性を挙げてみると...

1.は、テリトリー(縄張り)意識が強い。
 野良たちは半径数十メートルの範囲で行動している。テリトリー(縄張り)の中にエサ場、
 社交場、寝場、トイレ場などを決め、それぞれの場所に固執する。 

2.危険察知能力(=危機回避能力)が高い。
 猫の運動能力(跳躍力・瞬発力・敏捷性・柔軟性等)はとても高い。しかし自分たちの、命を
 危険にさらすような行動は絶対にしない(=用心深い)。
 猫は相当高い所から飛び降りても、身体をひねってうまく着地する。しかし、高さが数十mも
 あるビル等から飛び降りるようなことはしない。
 つまり、自分の命が危険にさらされるか否かの判断ができる能力を持っている。
 それは、人間にも、どんな動物にも共通する本能。
 その習性は、言い換えれば、人間に(ネコ除け対策の)嫌がらせをされても、それが自分にとって
 危険でないとわかれば、いなす(意にかけない・気にしない・無視する)能力を持っているということ。

3.学習能力が高い。
 猫は警戒心が強い動物。
例えば、自分が決めたトイレ場に、ある日大きなバケツが置いてあったら
 「これは一体、なんだ!?」と警戒する。
そして、その場所へしばらく寄り付かなかったり、遠まわりに観察したりする。
 しかし、しばらくすると「特に問題はないようだ。警戒には値しない」と判断し、学習する。
 つまり、馴(な)れてしまう。
 ニオイを使ったネコ除け策や、視覚的なもの、物理的なもの、様々なネコ除け策があるが、
 最初は効果があるものの、それらが持続できない最大の理由は、馴(な)れられてしまうから。
 最初は、環境の変化に警戒して、近づかないことも多いが、大丈夫だ・問題ないとわかると
 自分の大切なテリトリー(縄張り)に必ず戻ってくる。

 

こんな賢い(人間にとっては小賢しい)きゃつらの習性を(身をもって)理解しつつも
長期的(継続的)にネコ除け対策の決定打がないなか
これまでは前回①でカキコした一般的・短期的な施策を繰り返して来ただけ。云うなれば猫たちとの
根競べの毎日でした。

そこでネコの習性に対応して野良ネコ除けに実績を挙げている『ガーデンバリア』を発見。
センサーで猫を感知し、ネコの嫌がる超音波を約10秒自動放射。侵入するたびに波長はランダムに
変わるのでネコが慣れることはない。



内容を詳しくカキコするとアマルが広告塔のようになっちゃうからここでは控えましょう。

さっそく購入して庭の所定場所に設置。(それから1ヶ月が経過)

結論から云うと、「効果・大」です。

きゃつらが避けていることは確かです。

ただ、敵もさる者。
ここはと決めた居心地の良い(トイレ・寝床場所とする)テリトリーにやはり強い執着を持って
いるようです。
先週、古くなった門の改修工事を行った1週間。
(作業員が庭に入るので)『ガーデンバリア』の昼夜作動をストップしていたのですが、
その間にまた(恐らくアマル家をテリトリーにしている白黒のブチ1匹と思われますが)強烈な洗礼を
受けました。

センサーが感知できないような障害物の陰を知ったのか?
その陰とは秋大根の成長のために防虫ネット掛けしている菜園の3列横にまだワサワサ葉が茂っている
秋茄子の根本<乾燥した敷き藁がわずかに残る上>。
そこにいると耳障りで不快な超音波が流れて来ないことを学習したのか?(たまたま先週はセンサーを
作動させていなかったのでそれは偶然か?)
強烈に臭い糞尿・マーキングをされました。


しばらくきゃつらとの攻防は続きそうです。



ただ、したたかな野良たち。
その眼光の鋭さ・険しさは、飼い猫等にまったく見られないたくましさ・気高さをも感じられ
アマルはどこかきゃつらを目の敵にできないところがあります。

それではみなさん、ごきげんよう。





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2 コメント

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Unknown (ヴェニシアン)
2014-10-17 22:57:18
お久しぶりです。
ネコ助(と私は呼んでいます)の糞尿対策、興味深く拝読。 
というのも、私もここのところ、この問題に頭を悩ませているからなのです。 最近、ご近所で猫を飼う家が増えたようで、以前は、たまに、という被害の頻度が、いきなり驚異的に増えました。 そのたびに、綺麗に掃除した後、ブリーチを少々たらしたり、効果があるということだった胡椒の粉末を撒いたりしてみましたが、効果が長続きしません。 猫好きの友達に、どうしたらいいのかを聞いてみましたが、ミラクルはありえないという返事。 アマルさんご推薦の超音波ですが、この超音波、敏感な人間には頭に響くとかいう、本当かうそかわからないような噂があり、躊躇しています。 でも、庭の一角、どうしても守りたい場所があるので、使ってみようかしら。 今、ネコ助がよく来る所に、茨の枯れ枝を敷いています。 足の裏が痛くなるので、その辺は避けて通っているようです。 ちょっとかわいそうな気もしますが、ネコ助の糞尿で私の大事な花が汚されるのは、我慢できません。それに、薬品とか使わないから、自然な方法でしょ。
また、アマルさんのネコ助対策、続編を期待しています。
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Hi! ヴェニさん。 (アマル)
2014-10-18 18:00:19
ヴェニさん、お久さです。

そうですかぁ、ヴェニさんのところにもニャロたちが...。

>ネコ助の糞尿で私の大事な花が汚されるのは、我慢できません。
わかります。 お気に入りの花・花壇の近くに行ったら、強烈なあの悪臭に見舞われたら一気に気持ちがブルーになっちゃう。

>この超音波、敏感な人間には頭に響くとかいう
私も購入前に懸念したところですが、鈍感なのでしょうか?超音波で頭に響くことは(ガーデンバリアとガーデンバリアミニの2台を購入しましたが)ありませんでした。設置当初、センサーが反応すると「ピチッ!」という音が聞こえ、その後「チ~...」という超音波のような音が10秒以上(30秒近く)聞こえてきたので、「ウルサイ機械だなぁ、えらいもの買っちゃたよッ!」とぼやいたのですが、実はその音は庭(地中)で泣くオケラのような虫が出しているのがわかりホッとしたことがあります。

今のところ購入から2ヶ月が過ぎましたが、(一時期センサーの死角(センサーが届かない障害物の後ろ)になっているところに糞尿されたことがありましたが、現在は死角をなくしました)センサーが働くところ(=糞尿害のあった野良のトイレ場とされてしまったところ)はニャロたちは避けているようです。あの悪臭被害はなくなっています。
ただ猫の中には超音波を気にしないのもいるようですので、この機械が万能ではないということをメーカーもあらかじめ呼びかけています。

アマルもコーヒー粕、でがらしのお茶葉、みかんの皮、忌避剤(市販品)などを被害のあったところ中心に撒いたりしたのですが、長期間効かない・費用がかさむなどからいつも一時しのぎで終わってました。

>庭の一角、どうしても守りたい場所があるので、使ってみようかしら。
糞害が広範囲でなかったら「ガーデンバリアミニ(GDX-M型)」でよいと思いますよ。アマルは価格.comで超安値で買いました(\3,870税込)。GDX型と2台で1万円を超えれば送料無料でした。
あくまでニャロたちの糞尿被害を軽減したい(100%回避は保証されないものの)のであれば「お試しアレ」とおすすめします。
何しろ放置しておくとヴェニさんのお庭の一角はネコ助の格好のトイレ場と化すことも(ヴェニさんの庭のしかるべきところは既にネコ助のグッドテリトロリーとなっていると思われます)
購入してまったく効果がなかったら(「お客さま相談窓口」もあり、設置指導を受けても効果がなかったら)返品対応(購入後6ヶ月以内)してくれますのでよろしいかと。

※機械は猫の通り道(通過路)では高い効果はなく、糞尿被害のあるところへ向けて設置。できるだけ糞害のあるところ近くに設置すると効果が高い。GDX型とGDX-M型の違いはセンサー感知エリアの差。

参考にしてください。


ああ、ヴェニさんとお茶したくなってきた。
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