今日、先週このブログにカキコした「イマドキの20代」を取り上げてテレビ東京で(久米宏をキャスターに)経済特番を組んでいた。
改めて今の若者たちの感覚・価値観がわかり、驚きやら納得やら、勉強になったよ。
酒を飲めない20代の男たち
「ビールはちょっと苦くてダメですね~ッ」
「まずはビールでなく、カクテルやサワー系ですね、もっぱら」
(ついつい時代も変わったもんだと驚き~ッ。最初は苦いビールの味も経験を積んで「喉ごしの良さで疲れをとばす」といった大人の世界の場数も加わり、ほろ苦さと僅かな甘みとホップの薫りなどが混然となった飲み物がいつの間にか好きになり、宴席ではまずビールからといったものが定番だったわけだけど....イヤイヤ、何が彼らをそうさせたのか?いつ頃からそうなっていったのか)
ゲストの小倉祐子も
「オジさんたちと飲むときは場に合わせてビールを頼むことはありますけど、友達や同世代の人と飲むときはカクテルなど好きなモノを頼みます」との弁。
「そういえば、職場の20代の女の子たちは最初からカクテル注文してる。で、40代の女性はビールからはじまって日本酒・焼酎(サワーも)とじっくり腰据えて取り組んでるねぇ」
20代のトレイダーのBNF(仮名)、トレイディング当初160万円の元本を今じゃ資産を210億円までに膨らませている。
マーケットが開いているときは一瞬たりとも気が抜けないことだろう。
彼の無表情で淡々としたモノの言い方。
よくわかったよ。どこの住人かが。(説明省略)
損すること(負け)はイヤなので、ただ毎日走っている感じだね。
いつか足を止める日がくるだろうけど。
でも、彼の将来したいことに「社会貢献」というジャンルがあることにホッとしたなッ。
そして、せっせと貯蓄をする20代。
車や海外旅行に関心のない若者が増えているという。
番組の中で1985年生まれと1960年代生まれの世代間の比較がおもしろかった。
私も正に番組の中の右側にいる世代で、左側(20代)の子たちと異なる環境の中で育ってきている。
カラーテレビを初めて見たときの感動。高度成長期に味わった贅沢。金融機関はつぶれないという常識の中育ち、企業には終身雇用も多かった。老後の年金の不安材料などみじんも報道されなかった。
こんな40代以上の明日への希望をもてた人たちと、イマドキの若者たち(軟弱さ、ヘタレさ、小ささ、守りの姿勢)を比べるのはかわいそうかもしれない。
番組の中で若い男の子に、「なぜ貯蓄をするの?」という質問に
「大丈夫なのかこの先、日本も自分も」と答える場面があった。
「見えない明日に(国も会社もあてにできない世の中になり)、とりあえず暮らせていける資金を貯めておこう。」
「何が起こるからわからないから、先立つものはお金だから無駄遣いをせず貯めておこう」こういった心理があるだろうね。
で、番組後半に、若者たちの幸せ感を聞いて少し救われた気がした。
イマドキの若い子たちには観光ツアーでない、17~18万円もするボランティアツヤーに人気があるという報道。
また、20代の若者が「ボルヴィック(1㍑)を買うと、その一部がアフリカの井戸づくり(10㍑の水を生み出すこと)に役立つという社会貢献活動への関心の高さ」を示したという報道。
「世の中の役に立ちたいと思っている若者が多い」ということに
ヘ~ッと思ったよ(いや感心したよ)。
この番組の「若者はモノを買わなくなっている」という閉塞感を一つテーマに探っているけど
20代の子は、消費飽和の時代の中にあって、自分たちの幸せの価値観をしっかりもっているような気もしたね。
無駄遣いはやめ、値段以上の価値観をそのモノに見いだせたときにはお金はキッチリ使う。
その価値観に社会貢献・社会参画というキーワードがあることに救われた。
そこに喜びや生きる充実感・幸せ感を見いだす若者が本当に多いならば、まだまだこの国は捨てたもんじゃない。
じゃぁね
改めて今の若者たちの感覚・価値観がわかり、驚きやら納得やら、勉強になったよ。
酒を飲めない20代の男たち
「ビールはちょっと苦くてダメですね~ッ」
「まずはビールでなく、カクテルやサワー系ですね、もっぱら」
(ついつい時代も変わったもんだと驚き~ッ。最初は苦いビールの味も経験を積んで「喉ごしの良さで疲れをとばす」といった大人の世界の場数も加わり、ほろ苦さと僅かな甘みとホップの薫りなどが混然となった飲み物がいつの間にか好きになり、宴席ではまずビールからといったものが定番だったわけだけど....イヤイヤ、何が彼らをそうさせたのか?いつ頃からそうなっていったのか)
ゲストの小倉祐子も
「オジさんたちと飲むときは場に合わせてビールを頼むことはありますけど、友達や同世代の人と飲むときはカクテルなど好きなモノを頼みます」との弁。
「そういえば、職場の20代の女の子たちは最初からカクテル注文してる。で、40代の女性はビールからはじまって日本酒・焼酎(サワーも)とじっくり腰据えて取り組んでるねぇ」
20代のトレイダーのBNF(仮名)、トレイディング当初160万円の元本を今じゃ資産を210億円までに膨らませている。
マーケットが開いているときは一瞬たりとも気が抜けないことだろう。
彼の無表情で淡々としたモノの言い方。
よくわかったよ。どこの住人かが。(説明省略)
損すること(負け)はイヤなので、ただ毎日走っている感じだね。
いつか足を止める日がくるだろうけど。
でも、彼の将来したいことに「社会貢献」というジャンルがあることにホッとしたなッ。
そして、せっせと貯蓄をする20代。
車や海外旅行に関心のない若者が増えているという。
番組の中で1985年生まれと1960年代生まれの世代間の比較がおもしろかった。
私も正に番組の中の右側にいる世代で、左側(20代)の子たちと異なる環境の中で育ってきている。
カラーテレビを初めて見たときの感動。高度成長期に味わった贅沢。金融機関はつぶれないという常識の中育ち、企業には終身雇用も多かった。老後の年金の不安材料などみじんも報道されなかった。
こんな40代以上の明日への希望をもてた人たちと、イマドキの若者たち(軟弱さ、ヘタレさ、小ささ、守りの姿勢)を比べるのはかわいそうかもしれない。
番組の中で若い男の子に、「なぜ貯蓄をするの?」という質問に
「大丈夫なのかこの先、日本も自分も」と答える場面があった。
「見えない明日に(国も会社もあてにできない世の中になり)、とりあえず暮らせていける資金を貯めておこう。」
「何が起こるからわからないから、先立つものはお金だから無駄遣いをせず貯めておこう」こういった心理があるだろうね。
で、番組後半に、若者たちの幸せ感を聞いて少し救われた気がした。
イマドキの若い子たちには観光ツアーでない、17~18万円もするボランティアツヤーに人気があるという報道。
また、20代の若者が「ボルヴィック(1㍑)を買うと、その一部がアフリカの井戸づくり(10㍑の水を生み出すこと)に役立つという社会貢献活動への関心の高さ」を示したという報道。
「世の中の役に立ちたいと思っている若者が多い」ということに
ヘ~ッと思ったよ(いや感心したよ)。
この番組の「若者はモノを買わなくなっている」という閉塞感を一つテーマに探っているけど
20代の子は、消費飽和の時代の中にあって、自分たちの幸せの価値観をしっかりもっているような気もしたね。
無駄遣いはやめ、値段以上の価値観をそのモノに見いだせたときにはお金はキッチリ使う。
その価値観に社会貢献・社会参画というキーワードがあることに救われた。
そこに喜びや生きる充実感・幸せ感を見いだす若者が本当に多いならば、まだまだこの国は捨てたもんじゃない。
じゃぁね
なんだか…
GAMEしてるみたいにやめられない彼(210億円)
来客があっても「おもてなし」もできない彼。
お金210億なくてもいいから
「おもてなし」や人間として成長してほしいなぁ…親の顔がみたいとつぶやくバブリー世代です
あの番組20代は、かわいそうな若者とでも、いいたいのでしょうが、無理がありますね。これから日本の社会をつくっていくのはなんといっても、若者達です。私は、中国の若者 (80後世代)に関しても、ひとくくりにして語るのは全くの間違いであり、混乱と錯誤を招くものだと思っています。これに関しては、以下のURLをご覧ください。
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/05/80_27.html
経済が成熟化した日本では、分類はなかなか難しいです。極端なことをいうと個々人で違うくらいです。画一的な若者論はやめてほしいです。詳細は私のブログを是非ご覧になってください。
Perlaさんのブログ拝見しましたよ。
BNF(仮名)の彼。近年メディアでよく取り上げられている彼だけど、あの番組の取材の時(久米宏氏が訪問された時)はマーケットが開いていてデイトレイディング中で一瞬もPC前から離れられない状況だったと思うなぁ。で、さっさといなくなちゃった(だとしても人を迎える、おもてなしするなどの礼儀作法がなっていないなどの声が聞こえてきそう)
Perlaさんまた気軽にカキコください。アラフォー世代の方大歓迎です。
●Yutakaさん
Yutakaさんのブログも拝見しましたよ。私と嗜好の点で共通点が多そう(イタリア大好き男ですので)
ある世代の共通項を見いだしてひとくくりで表現する仕方は昔から日本にはあるようですね。しかし、団塊世代ひとつとっても、様々なライフスタイルをもちひとくくりにされるのを迷惑がる人も多く、Yutakaさんがいうように十把一絡げで単純にモノをくくると、物事の本質が見えなくなることは確かですね。
で、「20代はかわいそう」という点では「そうだなぁ」と思うことはあるんですよ。
超高齢化社会のしわよせが若者に直接来る現状(止めどなく上がる社会保険料負担)。高度経済成長がストップした日本で、働いても収入がいつまでも上がらない、手取りが増えない。(低賃金の非正社員が増え、給与の全体賃金を押し下げたり、2002年のトヨタショックをご存じでしょうか。国際競争の中で生き残るにはベアアップなど考えられない賃金抑制の潮流)。収入が伸びないのに物価が上がる現況(スタグフレーション)など。
こんな厳しい経済環境の中におかれている若者たちは先を見越して贅沢を敬遠してしまう。わがままをしたい世代が質素を旨とし、大きな失敗をすれば自分の人生に取り返しがつかないリスクを背負い込むのではないかという守りの姿勢が、本来のびのびハツラツとしている若者らしさが失せ、小さくまとまっている光景がどこか「かわいそう」に見えてしまうのですよ。
実際のところ若い子と話すと、給料が伸びずこの先どうなるのかとても心配ですといった声をよく耳にします。
あ~ッ、また長くなってしまいましたので今日はこの辺で止めますね。
またカキコ待ってます。