もっと気おつけようよおかあさん:食品添加物の世界③

2008-09-01 23:17:11 | Weblog
 週末にスーパーで無添加のソーセージがないものか食肉コーナーで探していたところ、カートを押して近づいてくる女性がいた。
 すると彼女は私の右横に1セット(90g×2袋)298円の特売ソーセージが山積みされているところから、何の躊躇もなくひょいとひとつかみしカートの中に放り込んだ。
 【素朴な疑問】特売のソーセージってなんで2袋をガムテープでとめて一対で販売するんだろう?それがどうも不思議(1袋150円ぐらいで売っていては薄利で商売にならないから?2袋を特価で提供するとボリューム感に消費者が飛びつくから?どうなんだろう。やっぱり子供のいる家庭がターゲットなんだろうね)
 特売ソーセージの表には「保存料・着色料は使用していません!」とうたっている。
 いかにも添加物が少なくて、健康のことを考えて作っていますといったイメージを与えている。
 で、裏の原材料を見れば「食品添加物のかたまり」じゃんといえる化学用語がいっぱい+気になる一括表示もいっぱい。
 よく見れば保存料に変わる添加物、酸味料・pH調整剤・ソルビン酸がしっかり入っているし、着色料の変わりに亜硝酸ナトリウムもしっかり使われている。その他7~8種類の添加物が使われていて、私の中ですぐに購入対象外と判断した商品。
 
 カートを見れば子供が好きそうなスナック菓子やアイスクリームが見て取れた。
 30代前半のお母さんだった。
 ウインナーなどは子供が大好きな食べ物だよねぇ。
 あのお母さんの子供は、母から与えられるものに何の疑いもなく、無邪気に喜んで「おいしいッ。おいしいッ」って食べるんだろうなぁ。そして夫も...

 こんな添加物の宝庫といえるハムやソーセージをしょっちゅう与えていたら子供はどうなっちゃう。
 ジャンクフードやブドウ糖果糖液糖を大量に使ったジュースもどきを飲ませていたらどうなるか。
 「親だったらもうちょっと幼い子供の口に入れるものには慎重になってほしい」となんか悲しさを覚えたよ。
 
 もっと勉強しようよ。
 特に食事を家で作らないお母さんたちに言いたいなぁ。
 



つづく

「食品添加物」の毒性は考えるべきものがあるけど、一方で添加物による「恩恵」も受けているわけで、単にその危険性を煽り立てても意味がないと思う。
その辺はまた次回に。

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