男女の考え方や行動の違い、感情差などはそれぞれの「脳」の働きの違いにあることが解明されている。
その脳の働きに影響を与えるのが、母親の胎内で胎盤を通して胎児に運ばれるホルモン物質。そのホルモン物質(副腎皮質のアンドロゲン;副腎性性ホルモン)によって男性化・女性化の性差が生じる。
この性ホルモンの分泌量が適量でなかった(大量・過多の)場合に中性型(男性の女性化・女性の男性化含めて)が生まれるらしい。ということで、女の脳と男の脳はホルモン物質の占める割合が違うことで、異質の行動パターンや思考回路になるデータがある。
唐突ですが、「女はなぜ甘いモノが好きなのか?」甘いモノを食べているときの女の顔は実に幸せに満ちている。男にも甘党はいるが、女ほど絶対的に多くはいない。この甘味の嗜好性の性差は卵巣ホルモンや副腎皮質との関連もあるようで、女は甘党の脳(甘味を欲する・好む脳)をもっているらしい。
さて、男女の行動差・感情差に脳内物質の影響があることをお話したけど、その辺の詳しいところはお医者様にお任せしよう。
医学的な世界から離れて、今回のテーマ「女は論理的でない」やタイトル「女とはどんな生き物?」を彼女たちの行動から伺える習性をみていこう。
はたして女は論理的な思考はできないのか?「女は論理的な話し方はできないのか?」
女性を十把ひとからげで考えはしないけどね(田中真紀子女史のように男もタジタジの論理を用いて雄弁に話す女性もいるわけで、そういったスーパーウーマンはさておき)
多くの女性の場合、
「論理的に話す・説明するスキルを身につけている女性が少ない」という表現の方が適切じゃないかと思う。(女性に論理的な話術の能力がないワケじゃないもんね)
それ故、平たく云えば「女は論理的伝達手法に慣れていない(うまく表現できない)ため、女は論理的でない」と男は短絡的に結びつけているように思うんだよねぇ。
「論理的表現に慣れていない」...この原因を探っていくと
彼女たちの人との(特に女同士の)コミュニケーションの取り方の中に
その原因があるように思う
ビジネスの世界でもプライベートな世界でも
男は「違う意見をぶつけあいながらでも、(議論=)それが刺激になり、コミュニケーションとして成立させることができる生き物」であろうかと。つまり男にとってコミュニケーションの基本的概念は“情報の伝達”にある。
情報の伝達を意識・優先する故に男は物事の根拠を示し、分析をし、話に優先順位をつけ相手に理解できるように論理的な話し方を考え工夫する慣れがある。(論理的に話ができない少数の男の話は除いておこう)
一方、女の世界には 基本的に違う意見のぶつけあいや議論などはコミュニケーションの手段としては存在しない。
女には基本的に「相手を否定するコミュニケーションは存在しない!」
女にとってコミュニケーションの基本的概念は“共感“によって紡ぐモノ(とK社長は語っていた)。
女にとってのコミュニケーションとは「そうよねぇ」「わかる、わかる」と共感することであり、従って、共感できないモノ同士の間ではコミュニケーションは(一見成り立っているように見えて実は)成り立っていないのである。
つづく
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