LTspiceには温度を変えて動作がどうなるかをシミュレートする機能がある。
この場合、その回路図にあるすべての素子の温度をいっせいに変えることになる。
素子間の温度のばらつきが動作にどう影響するかを見たいので、素子を個別に温度指定したい。
LTspiceで、素子に明示的に温度を指定することもできる。
回路図で、素子にポインタをあわせて Ctr + 右クリックすると、Componet Attribute Editorが開く。
Value にモデル名があるが、そこに temp=温度 と書き足せば、その素子の温度が指定できる。
(回路図の素子のモデル名のところにカーソルを合わせて右クリックし、そこでモデル名のうしろにtemp=***と書き足してもよい。)
ただし、これはパラメータモデルの方法。等価回路モデル(サブサーキット)では通用しない。
先に入手した2SC5200,2SA1934はサブサーキットで、しかも暗号化されていているからなぁ。
ということで、別の低周波パワートランジスタを探してみることにする。