過剰な怒りと称賛

怒られすぎで育った子供と

褒められすぎで育った子供は

ほぼ同じ精神構造になる

怒られるからやらない

褒められないからやらない

怒られないからやる

褒められるからやる

どちらも相手の反応に依存して

自分の行動を決める精神構造に育ってゆく

怒る人や褒める人がいなくなると

彼等は自分を制御出来ない

元より自分を自分で制御する力を

使ってこなかった

物事の本質を見てこなかった

自分の考えで動けば

怒られそして褒められず

或いは無視される

物事の本質を突く発言をすれば

それが不都合な親ほど怒りと報償に走るゆえに

怒られそして褒められなず

或いは無視される

霊として重要な二つの力を抑え込む負の教育が

過剰な怒りと

過剰な称賛である