大人と呼ばれる存在も
子供と呼ばれる存在も
状況と他人をコントロールするために怒る
その結果得られるものは
新たに怒らなくてはいけない状況を産み出す種だ
初めは状況や他人をコントロールするために
始めた怒りが
やがて怒りにコントロールされる人生になる
そのような人は表面的に見れば
周りに影響力を持っているように見える
しかし皆その人を恐れ言葉と行動を選んでいるだけ
誰も真実を語ってくれず
病に伏しても誰も訪ねてきてはくれない
真実に目を向けざるをえない時が来たとき
そこに見えるのは空っぽの人生だ
正しい怒りとは
一瞬の落雷
尻尾を踏まれた犬が噛み付く瞬間
以前にも以後にも残らない
瞬間にすべての役割を終える