三つの柱

私たちは

人や神から

種を授かり

それを自分の中で育て

なった果実をまた分け合う

そのようにして生きている

どれが欠けていても

環は完成しない

受け取ること

育てること

分け合うこと

これは豊かに生きるための

三つの柱である

持っているもの

あなたは持っていないものを使うことは出来ない

持っているものを使って表現する

子供のころは誰しもそうしていた

それしかすべがないからだ

あなたはいつの間にか持っている振りが上手くなった

あなたは知識というハリボテで出来た城のようだ

本当のあなたはいつから変わっていないのだろうか

大きいふり

力のあるふり

美しいふり

優しいふり

そのようなハリボテの外郭を維持するのに

どれだけの労力を使い

その徒労に疲れ果て

あなたには何をする力も残されてはいない

それらをやめることから始めよう

あなた自身の持っているものは

今のあなたに必要なすべてだ

必要なものしか持っていない

必要なものは必ず持っている

それらを使いこなせば次のものが渡され

次の舞台へと行く

あれがあればなどと思うことは辞めよ

必ず今あるもので何とかなる

或いは何とかしなくてよいことなのだ

今のあなたが手を下すべきでない事柄に

手を出さぬよう配慮がされている

あるものでやれることをやることが

本道である

心の音

心の音がりんといふとき

あなたはととのひ

ともにいる人もととのふのです

生きる

神に捧げるように生きる

一時的な上昇、恒常的な上昇

一時的に波動を上げることで

高次元の世界を垣間見ることは出来る

しかし高く飛びあげれば必ず落ちる

そして波動の世界にあなたを受け止める地面はない

あなたの波動の平均値という水面があるだけ

高く飛びあがったあなたは

飛び上がった分だけ水面下に沈む

一時的に波動を上げるのではなく

波動の平均値を上げていくことが肝要である

波動の平均値を上げていくには

波動の低いものに触れないようにすることだ

食べ物と情報は特に気を付ける

あなたの中に入れるものだからだ

良くないなと思いつつする全てのことを見直す

波動が上がれば良くないと感じるものも変わってくる

今までは良かったものもそうではなくなる

そのようにして波動の階段を一つ一つ登っていくと

見える景色も変わってくる

沈み込む代償を払ってまで束の間に見た景色が

あなたの日常になる